高原川ロアーダウンリバー 2020.08.01 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

TM's リバーカヤック・SUP ログ

川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

前回の印象を完全に覆すクラス4のビッグウォーター。コースとして十分な完成度。 西里橋0.72-69,双六1.05-03m

 

20200801_takaharalowkayak_hayashi-21_r

 

プットインは前回と同じにしたが、テイクアウトは、先々週に目を付けていた好適地とした。

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-10_r

 

 

プットインしてすぐ、片側だけの堰堤がある。構造物の無い左側から抜けると、その先が想像以上の落差。いきなりビッグウォーターの洗礼を浴びる。

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-5_r

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-12_r

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-24_r

 

 

その次、神岡鉱山の下流側辺りからコース核心部となる。落差の大きな瀬が3つ続いており、全てスカウティング。

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-1_r

 

 

流速はさほどでもないが、濃い笹濁りの水は圧力が強く、思ったラインにボートを乗せるには相当な努力が必要。

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-36_r

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-43_r

 

 

絶対入りたくないホールの間を縫って、なんとかクリア。

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-61_r

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-82_r

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-94_r

 

 

核心部さえ終えてしまえば、あとは楽なダウンリバーになると思っていたら、なかなかどうして。是が非でも避けたい強烈なホールを内包した落差の大きな瀬が幾つかある。

 

 

20200801_takaharalowkayak_hayashi-32_r

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-99_r

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-103_r

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-104_r

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-141_r

 

 

 

 

 

コース後半は、神岡鉄道の廃線を利用したレールマウンテンバイクのコースと重複する。幾つかの鉄橋が流れを跨いており、ちょうど通過して行くのを見送った。

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-142_r

 

 

20200801_takaharalowkayak_hayashi-35_r

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-146_r

 

 

川相は中山七里に似た感じである。脱出不可能そうな深い渓谷だが、所々に釣り用の入川道があり、いざという時は役立つだろう。実に17年ぶりのダウンリバーだが、明らかに今回の方が水量は多く、かすかな記憶は全く役に立たなかった。

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-151_r 

 

 

20200801_takaharalowkayak_miyake-152_r

 

 

この水量だと難度は小歩危と同程度というところだが、あまり下られていないので、クラス4と判断した。小歩危の各瀬に比肩するしっかりした瀬がある。あと20cmくらいまでなら少なくても充分楽しめそうな感じ。未漕の浅井田ダムから神岡までのミドルコースも含めて、上手く活用できそうなコースだ。

 

 

 

 

 

【当日のデータ】
水量:参考)西里橋0.72-69,双六1.05-03m
プットイン:神岡消防署裏
テイクアウト:牧発電所
距離:10.6㎞
高低差:114m
所要時間:2.5時間
ボート:クリーク艇
グレード:4級