中国地方の代表的ダウンリバーゲレンデは、コンスタントにクラス2の瀬があり、ホワイトウォーターSUPにも最適。ツーリングとホワイトウォーターが融合したロングコースを快適な水量で楽しんだ。 都賀0.64m
前泊した広島から一時間少しでカヌー公園さくぎに到着する。カヤックで定番のコースはここをプットインとして豚小屋の瀬までの15km。他の川より距離は長いが、瀞場でもそれなりに流れており、さほど苦もなく消化できる。
広島からの7名を加えて10名の大所帯。ボードも12.6のツーリングから8.6のホワイトウォーターモデルまで艇種それぞれに違う楽しみ方ができる。
回送中に道路から見たよりも水深があり、コース内の全ての瀬をそのまま通過できた。先週の降雨と週中の降雪で水量は前回よりも少し高い。
瀬は多く、長さのあるものも少なくないが、高瀬舟の水運があっただけのことはあり、大方は素直に真ん中を抜ければクリアできる。それでも豚小屋の瀬に至るまでに、2ヶ所程きつめの瀬があって、タイトなルート取りをしないとポワオーバーに突っ込んでしまう。
瀬がコンスタントに現れ、クラス2を超えるものもあるが、危険な障害物はこの水量ではほとんどなかった。
最後に現れる豚小屋の瀬を終えてすぐの右岸の階段がテイクアウト。右岸のエディで瀬の先頭まで上がる事が出来るので、終了前に反復練習出来る。瀬の最上段のウエーブは、荒れているが、短時間であればサーフィンすることができる。水量の違う時にも見てみたいところだ。
[当日のデータ]
水量:都賀0.64m
プットイン:カヌーの里作木
テイクアウト:宇津井大橋左岸200m下流入川道
距離:15km
所要時間:4時間
ボート:インフレータブルSUP
グレード:2級