清流に広大な砂利の河原と新緑の山々。のんびりツーリングには、うってつけのフィールド。但し、流れはかなり緩いので、距離を控えめに設定した方が良い。総じて浅いのでフィン対策は必須だ。 渡会橋 -1.06, 岩出-0.86, 七保0.12m
長年通った宮川ではあるが、実はこの中流域コースは初めて。
コースはカヌーでは定番の、田口橋にプットイン、宮リバー渡会パークをテイクアウトを決定。
田口橋のプットイン、今回は右岸から入ったが、駐車の関係で左岸上流側が都合よさそう。(もしくは右岸下流側にも河原に降りてスペース有り。)
広々したきれいな砂利の河原に、緩く蛇行しながら清流は流れる。
但し、瀞場ではほとんど止まったような流れ。流れが進行を助けてくれることは少なく、コース設定は通常より短めが良いだろう。
瀬は10か所くらいあったと思うが、クラス2に届くほどではない。
ルートは素直でだが、この日の水位では総じて瀬は浅く、深いところを狙って、フィンヒットを避けることに徹する。それでも2-3の瀬ではライニングダウンも強いられた。
中川橋手前に崩れ堰堤ありとの情報であったが、特にどれなのかわからないまま通過。ほかに安全上、気になる箇所は他にも見受けることはなかった。
2004年の水害以降、三瀬屋ダムからは、濁流が吐き出され続けているが、下流に向かうにつれ、浄化されるようで、透明度は思いのほか高い。河原の清潔さ、背景の山容の美しさも相俟って、初級のツーリングにはうってつけのゲレンデである。
【当日のデータ】
水位:渡会橋 -1.06, 岩出-0.86 七保0.12m
プットイン:田口橋上流側右岸
テイクアウト:宮リバー渡会パーク第五P
距離:16.9km
所要時間:4.5時間
ボート:インフレータブルSUP
グレード:1.5級