保津川&清滝川リバーカヤック 2015.12.12 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

TM's リバーカヤック・SUP ログ

川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

季節外れの大雨の恩恵になんとか間に合い、久々の保津川と初めての清滝川のダブルヘッダーが実現。 保津峡0.96-0.79m
S_dsc02049

 

最初に嵐山へ2台の車を回送、1本目ホヅロングをテイクアウトすると、即座に2本目清滝川プットインに移動、清滝川を下って保津川に入り、再び嵐山にゴールするプラン。
S_dsc01990

保津川は、期待していた保津峡水位2mには間に合わず、1m前後まで急速に減水してしまったが、落差とメリハリあるグッドコンディションで、スリルある瀬下りと、サーフィンやロックなど、プレイボーティングスタイルのダウンリバーを楽しむ。
S_dsc01966

S_dsc01972

保津峡駅下流の鉄橋ウエーブが、最近の人気スポット。今回の水位では辛うじてフロントサーフィンできるのみだが、さらに20cm程減水すると誠に良いようで、是非SUPを持ち込みたいところだが、どうやってここまで来られるかが思案のしどころ。
S_dsc01987

最後の嵐山の瀞場に至るまで、瀬が充実し楽しませてくれる。
S_dsc01996

テイクアウトすると、直ぐに清滝川に移動。清滝川ははじめて下る川である。M師匠も15年ぶりとかで、記憶を探りながらプットインを定める。
S_dsc02044

アタリをつけたプットインは、通常の場所よりも3kmほど上流だったことがあとで判明。その未漕だった区間、のっけからスティープクリーク然として、タイトで落差のある瀬が続く。
S_dsc02004

S_dsc02009

3名のうち自分だけプレイボートだったが、ここは完全にクリーク艇向き。ピンニング、ブローチング、そしてログの回避に細心の注意を払いながら、延々と続くドロップをやり過ごす。
S_dsc02010

S_dsc02021

通常プットイン地点を過ぎると、クリークであることは変わりないが、瀬は少し穏やかになる。
S_dsc02029

S_dsc02033

コースは、おおよそ京都一周トレイルのルートが川岸に並走、さらに観光茶屋が何軒も連なり、川の過酷さと好対照。
S_dsc02034

S_dsc02039

この区間には2つの小さなダムと1つの堰堤があり、ポーテージが必要。一つ目のダムは少し手前の右岸に上陸ポイント有り、ダムの横を担いで下流の橋を渡ったところからリエントリー。
S_dsc02042

S_dsc02046

ひとつ目のダムの下流は密度高く瀬が続く。
S_dsc02055

突如、左岸に大きな滝が現れる。清滝である。
S_dsc02069

S_dsc02079

2つ目のダムを左岸からポーテージ。足場が悪く、途中からケモノ道となる。
S_dsc02082

ダムの400mほど下流の(今回は安全を確認して結局下ったが、水量によっては殺人ホールとなる)落差2mほどの堰堤、下までポーテージすべき。)
S_dsc02084

S_dsc02088

その後、後半核心ともいえるの大きなドロップがある。左岸寄りは岸がオーバーハングになっていてNG。センターと右岸寄りは浅く、間違いなくプレイボートではヒットしてしまうと見て右岸からポーテージ。
S_dsc02090

S_dsc02094_2

ひたすら高度を下げながらさらに瀬をこなす。
S_dsc02097

S_dsc02099

S_dsc02101

突然の幕切れ。保津川の茶色に濁ったの流れにぶつかり、清滝川約9.7kmを下り終える。
再び保津川を嵐山まで下って、2本合わせて24kmの長いダウンリバーが終了した。
S_dsc02108

【当日のデータ】
水量:保津峡0.96-0.79m
プットイン:馬堀/梅ヶ畑亀石町亀石バス停
テイクアウト:嵐山渡月橋上流左岸
距離:10.9/13.2km
所要時間:2/2.5時間
ボート:リバーカヤックJackson 2FUN
グレード:3/3+級