南丹美山川ダッキーダウンリバー 2015.12.13 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

今年はここまでチャンスがなかった里川ホワイトウオーター。2カ所の堰堤ポーテージと無数に張られた鵜除けのコード。困難は多いが、この時期珍しいハイウオーターをモノにできた。 田歌0.67m
(人里近くとはいえ、流れのある川はバックカントリーと同じです。上級者が万全の装備と訓練のもと実施しています。簡単に見えますが未経験者には非常に危険ですので、参考にしないようにお願いします。)
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かやぶき屋根で知られる雪深いこの里、しかしこの日は12月というのに暖かくいまだ秋の気配が残る。カヤックx1、SUPx1、ダッキーx1艇というまとまりない構成。
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週末にかけて降った大雨の増水からかなりのペースで水位を下げてはいるが、データ上はまだ多め。2つある堰堤を確認しところ、やや厚みのある水を被っている。カヤックのみのパーティであれば躊躇する状況だが、ダッキーとSUPならば容易に取り付けると判断。いつもの道の駅からかやぶき美術館までの8kmのコースとした。
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道の駅の前の瀬から、流れの上に鵜除けとして、川の両岸に渡すように(TV用の二軸ケーブルを利用した思しき)コードが無数に張り渡されている。一部は水面に垂れ下がり、流木が絡まっているものもあり、安全とは言い難い状況。テグスよりは視認性が良いのが取り柄。ルートを選んで、それでもところによっては伏せたり、パドルで持ち上げたりしてやり過ごした。
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スタートして程なくの橋下ウエーブは、カヤックならスピンができるコンディション。SUPサーフィンにもよいだろう。
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堰堤越えはいつもより難しく、非常に気を使うが、瀬のほうは波が高く迫力があり、ルートが広く下りやすい。
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いつもはフィンヒット覚悟のところもこの日は水深が十分で、スムーズにこなしていく。人工物以外は全く快適で、ランチ休憩を取る間もなくテイクアウト地点に至った。
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【当日のデータ】
水量:田歌0.67m
プットイン:道の駅美山ふれあい広場脇右岸スロープ
テイクアウト:美山かやぶき美術館・郷土資料館下流50m右岸スロープ
所要時間:1.45時間
距離:8.4km
ボート:インフレータブルカヤック
グレード:2.5級