美山川ダウンリバー 2012.07.07 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

TM's リバーカヤック・SUP ログ

川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

梅雨の増水。他の川は増え過ぎでここを選択。二つある堰堤の二つ目の堰堤ポーテージに課題。 田歌0.96m
Dsc03565

通常は0.8mを越えて来ると、上流の唐戸渓谷へ向かうのが一般的のようだが、前回SUPで途中まで下った感じから田歌1m~1.3m辺りの水量に大きな可能性を感じていた。

プットインは道の駅脇のスロープから。


コースを通して勾配は、余り増減なく、スタート周辺の感じに多少プラスアルファ位に思っておいてよい。
Dsc03563

何度も蛇行しながら、里ののどかな景色の中を進んで行く。
Dsc03576

避けるべきホールやポアオーバーがいくつかあるが、多少の心得があれば容易にかわしていける。
Dsc03579

コース中の問題といえば、二つの堰堤である。二つともポーテージが必須。


一つ目はコースの大体中間にあり、長い瀞場の先に、爆音と水平線が見えてきたら、注意して進むと左岸100m位手前にスロープがある。夏場は草が繁って、見つけにくいので、事前に確認しておく。道路が左岸に沿っており、この堰堤は回送中に嫌でも見えるので見落とすことはないだろう。
Dsc03582

後半半ばに現れる二つ目が要注意。堰堤直前は、両岸とも取り付く所がなく、今回は堰堤手前200m位まで漕ぎ上がり、左岸側の養鶏ビニルハウスの辺りで上がらせてもらったが、この地点に限らず美山川沿いの田畑がある岸辺には、鉄製の厳重なフェンスと電流線が張ってありできるだけそれを越えるようなポーテージは避けたい。フェンスには所々に扉があり、人間の非常時の出入りはできるようにはなっている。もっと上流の左岸側にポーテージしやすい地点があるかもしれない。次回は改めて探す必要あり。その場合の再プットインは左岸堰堤脇にスロープがある。


この堰堤は、府道19号線下吉田トンネルの下流側の脇にあるので普通に車で通ると見落とすので、必ず確認しておくこと。

Dsc03583

瀬としては、二つの堰堤の間と二つ目の堰堤の下が面白い。
Dsc03586

通常は比較的初級向きとされている川であるが、こまで水量が上がった場合には、川下りにある程度慣れたパドラーであればカヤックでもSUPでも大丈夫で、ベテランでも十分楽しめる良川である。
 

 

【当日のデータ】
水量:田歌0.97-0.96m
プットイン:道の駅美山ふれあい広場脇右岸スロープ
テイクアウト:美山かやぶき美術館・郷土資料館下流50m右岸スロープ
所要時間:2時間
距離:約8km
ボート:プレイボート
グレード:3級