古座川ダウンリバー 2017.03.05 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

通行制限が掛かる6月までに下っておきたい古座川一枚岩コース。少し早い気がしたが、水量と天気の良さに助けられ、快適なツーリングとなった。 七川ダム放流10.5t、相瀬0.89、月野瀬0.14m
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一枚岩キャンプ場跡からプットインに、テイクアウトは、少女峰までは長すぎるので短めにして、明神中学校前をテイクアウトとした。テイクアウトから自転車で回送。鶴川橋から一枚岩の間は、新しいトンネルのお陰であっという間の到着。ここも、自転車が苦にならない便利なコースとなっている。
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日本最大級という古座川一枚岩を見上げながら出艇。いきなり波立つクラス1の瀬がある。流れは素直で、瀬の下のエディをキャッチして一枚岩にタッチする。
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そこからは、流れは旧道沿いに何度も蛇行しながら進んでいく。ダムの影響か護岸工事のためか、水は少し濁りがある。それでも十分に清流である。

水量が少し多いため、クラス1の快適な瀬下りとテンポの良いツーリングが楽しめる。ほとんどの瀬は水位も十分だったので、ライニングダウンは1~2箇所で済んだ。
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一部、竹の倒木が流れに入っている箇所もあるご、流れは素直なので、しっかり操船すれば回避は難しくない(とは言え、初心者だけの行動は薦められない)。今回はコースに入れなかったが、明神中学校から明神橋の間に沈下橋があって、カヤックがブローチングする事故が発生しているので、十分な下調べや事前回避が必要である。

小川のように人里離れるようなことはなく、河岸の景色から人工物が消えることもないが、古座川の素直らしさは、素直で下りやすい流れと水質に加え、中国の景林のような切り立った山容と、牡丹岩に代表される奇岩の景色にある。
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崖を棲みかとする棲む猛禽類が多く飛行するのが見られる。

流れの力に助けられ、苦もなく距離を消化してあっという間にテイクアウトに到着した。


【当日のデータ】
水量:七川ダム放流10.5t、相瀬0.89、月野瀬0.14m
プットイン:一枚岩キャンプ場
テイクアウト:明神中学校前
所要時間:1.5時間
距離:7.8km
ボート:インフレータブルカヤック
グレード:1級