古座川支流小川ダウンリバー 2017.03.04 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

通常よりは少し水位高め、らしいのだがまだまだ浅く、ライニングダウンは数知れず。しかしとびきりの澄んだ流れは、その苦労に十分見合うものだ。 古座川七川ダム放流10.5t、相瀬0.89、月野瀬0.14
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先ずは名勝「滝の拝」まで川の様子とプットインを探りながら、車で上がるが、やはり水位不足で、ここからのスタートを諦める。しかし、柿太郎は外せないので、椎平の吊り橋のたもとからプットインとした。
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水量と距離を考え、テイクアウトは京ノ木にして、自転車で回送する。といっても、国道の新しいトンネルと柿太郎を越えるだけなので、あっという間にプットインに戻る。
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川面に浮かんでみて、やはり最上級に清流であることを実感する。きれいな砂利の川床が延々と続いている。
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1kmも進まないうちに、「柿太郎の廻り」に入っていく。滝乃拝の下流にあり、道路では僅か100mでまたいでしまう距離だが、流れは道から離れ、何度も蛇行を繰り返しながら4kmもの長さを尾根沿いに進む、人里離れた区間である。
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それだけに、小川で最も美しいところであり、いくら水位が足りないといっても、柿太郎を外してコース設定することはできないだろう。
浅瀬では何度も、ボトムを擦りながら、あるいは、ライニングダウンで足首ほどの深さしかない流れを歩かされながら、延々と続く手付かずの流れを進んでいく。
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ようやく、右岸に小さな社の鳥居が見えて来て、柿太郎を抜けた。川は再び道路に沿って進む。国道の新しい中崎トンネルが見えると、流れはまた尾根に沿って大きく迂回する。

テイクアウトはトンネルの出口付近、京ノ木の旧道沿いにあるスロープである。
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流れ込みは少なく、途中から少しは水位が上がってくるかもという期待は外れてしまい、進みはノロノロと遅かったが、のんびり清流に親しんだ一日だった。SUPにはまだ足りない水量である。
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当日のデータ】
水量:七川ダム放流10.5t、相瀬0.89、月野瀬0.14(参考古座川)
プットイン:椎平橋
テイクアウト:中崎トンネル下流脇
所要時間:3.5時間
距離:10.6km
ボート:インフレータブルカヤック
グレード:2級