雲出川(家城ライン)ダウンリバー 2019.07.28 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

TM's リバーカヤック・SUP ログ

川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

はじめての雲出川。大きいが素直な瀬と、散在するウエーブとホール。プレイボート向きのコースだった。 元小西0.94 竹原0.40 大仰1.48 雲出橋1.56 君ケ野ダム放流12.66t

 

20190728_kumozuiekiseckayak_miyake-10_r

 

奥一志峡を狙うも水量不足(あと20cmは欲しい)で家城ラインを下ることにする。

 

20190728_kumozuiekiseckayak_miyake-3_r

 

堰堤下流のリバーパーク前の沈下橋からプットイン。大きなホールを伴う長い瀬の途中から、いきなりスタートなので気が抜けない。

 

20190728_1_moment 20190728_2_moment

20190728_kumozuiekiseckayak_hayashi-5_r

 

水は結構濁っているが、この川は通常こんな感じのようだ。泡はあるが匂いはしない。伊賀川同様に浸食・風化し易い岩盤。地質が要因だろうか。

 

20190728_kumozuiekiseckayak_miyake-19_r

20190728_kumozuiekiseckayak_miyake-25_r

20190728_kumozuiekiseckayak_miyake-43_r

 

大きな瀬は、プットイン含めて3ヵ所ほど。いずれもルートは素直で大丈夫。鳥除けのロープが張られている所もあり、それが黒くて細い紐だったので、見えづらい。注意が必要。

 

20190728_kumozuiekiseckayak_miyake-29_r

 

20190728_kumozuiekiseckayak_hayashi-10_r

 

その他の瀬は極めて易しいものばかりだ。削れ易い岩質の為、極端なドロップは出来ないのだろう。コースの辺りでは、川沿いの道路も大した勾配はない。フラットな区間も多かった。

20190728_kumozuiekiseckayak_miyake-37_r

 

20190728_kumozuiekiseckayak_miyake-54_r

 

20190728_kumozuiekiseckayak_miyake-72_r

 

テイクアウト手前、右岸に高いコンクリの擁壁の上に民家が並ぶ辺りで、右半分はカールしたグリーンウエーブ、左半分はしっかりしたバックウォッシュのウエーブホールの素晴らしいスポットがある。リエントリーは担ぎ上げとなるが、今までほとんど経験したことのないほどの出来だった。そこから下流ほどなくで、テイクアウトとなる。

20190728_kumozuiekiseckayak_miyake-86_r

 

はじめてだったので念のためクリーク艇で行ったのが大誤算。他にもウエーブがあって、正にプレイボートなら楽しめるコースだった。

 

このコースの水量としてはあとほんの少し少なくてもまだ下れるだろう。しかし次回は水量多めの時に、支流の中村川と上流の奥一志峡をやるか、今回とズバリ同じ水量をプレイボートで下りたいものだ。

 

 

【当日のデータ】
水量:元小西0.94 竹原0.40 大仰1.48 雲出橋1.56 君ケ野ダム放流12.66t
プットイン:南家城川口井水下沈下橋(リバーパーク真見)
テイクアウト:八山橋南詰め
所要時間:1.5時間
距離:6.1km
高低差:63m
グレード:3級
使用艇:クリークボート