水を被ってルートが広く落差も少し埋まってクリークでは無くなるため、プレイボートでも楽しく下れる。 三瀬谷ダム流入41t
今回は水量が十分あるため、プットインを清流茶屋からさらに上流に延ばす。これよりか上流は水深が足りないかなというところで、格好のスロープを見つけてプットインする。
ウォーミングアップちょうどよい易しい瀬を淡々と進むと、岩がらみの複雑なクラス3が現れる。そのクラス3が終わったところが清流茶屋。
清流茶屋から神滝までの前半は、渓相が開けて、心地よい開放的な瀬が続く。
コースハイライトの神滝は、大岩が重なる複雑でパワーのあるドロップ。ここはルートを選ぶためスカウティングが必須である。
今回は左岸寄りから進入し、名物のウォータースライダーを選択。ボトムにまっすぐ行ってしまうと、左岸側の岩壁にぶつかってしまう。今回は意識せずにミスしてしまったが、出口で右に飛び出すように調整しなければならない。スライダーを通らず、右のメインカレントに乗って降下することも可能だ。
神滝から深いゴルジュに入っていく中盤は、落差のある大きな瀬が、幾つもテンポよく現れる快適ホワイトウォーターセクション。
後半は、ゴルジュは深いままだが、勾配が緩くなる。頭上より降り注ぐ幾筋もの滝を眺めながら、クラス1~2の易しい流れとムービングウォーターにテイクアウトまで運ばれる。
ここも大歩危に匹敵するホワイトウォーターの好コースである。
【当日のデータ】
水量:宮川ダム放流0.5t, 三瀬谷ダム流入41t
プットイン:犂谷公園500mほど下流入川道
テイクアウト:萩原橋下流左岸
所要時間:3時間
距離:13km
高低差:103m
ボート:ダウンリバーボート
グレード:3級