大内山川カヤックダウンリバー 2018.08.25 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

これまでで最も多い水量。狭い川ながら、ビッグウォーターの流勢。大きなドロップに連続ウェーブ。プレイボートに相応しい、大歩危に匹敵するホワイトウォーター。 細野1.64m
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6年ぶりの大内山川は、これまでで最も多い水量。大滝峡キャンプ場の堰堤直下からプットイン。宮川本流や櫛田川など、周囲の川は、濁流なのに、ここはやや笹濁りという程度だ。
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大滝峡のドロップ群は、パワーは相当あるが、水を被っているためルートは広く、荒れた水面で制御さえできれば難なく下ることができる。
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大滝峡核心は、この水量では見えないが、大量のログが刺さっているとのこと。ボトムの流れも強烈で、今回はポーテージの判断。
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大滝峡後半にあるキーパーを伴うドロップも、水量が多かったので、右ルートの真ん中にタンができており、それに乗せれば難なく抜けられる。
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大滝峡を過ぎると、中盤は一旦フラットになる。

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後半に入ると再びゴルジュとなり、あら竹ドロップを含んで、3つの大きな瀬がある。川幅は狭いが、ビッグウォーターの強烈な流勢。
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あら竹ドロップは一応スカウティングしたが、左寄りセンターのタンを通ればキーパーに捕捉されることなくクリアできる。続くあら竹スポットは、薄いウェーブとなっていた。
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ゴルジュを抜け、宮川本流の茶褐色の流れと合わさるところがテイクアウト地点。
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結果的にポーテージは大滝峡の1ヵ所のみ。大滝峡核心を除けば、プレイボートでも問題なく下れて、プレイスポットも期待できる好コースである。


【当日のデータ】
水量:細野1.64m
プットイン:青少年旅行村
テイクアウト:宮川合流
所要時間:2.5時間
距離:7.6km
高低差:69m
グレード:3級