奥伊勢宮川ダウンリバー 2018.06.16 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

TM's リバーカヤック・SUP ログ

川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

水量は少ないながら落差があり、狭い渓谷に水が集まる。核心部のドロップはスリリング。なによりも青く澄んだ流れに癒される。 三瀬谷ダム流入10.3t
S_dscf7475
 

梅雨というのにどこも平常水位に落ちてしまった週末。過去のデータから少ないなりにも楽しめるはずと、奥伊勢宮川上流へ足を伸ばした。
S_dscf7451

水量を見ながらプットインを求め上流に向かう。増水時のプットインである清流茶屋までは水位が足りず、落滝橋からスタート。
S_dscf7457

浮かんでみると流れは狭いが、そのお陰で思いの外水深があり下りやすい。核心部の南滝までは、イージーなクラス3が続く。
S_dscf7463

コース核心は南滝。水量があるときは左岸のウォータースライダーを通るが、この水量では滝本体を下らなければならない。ポーテージもありだが、スカウティングの結果、行けると判断。
S_dscf7468

S_dscf7467

S_dscf7470

真っ直ぐ素直に下りる左ルートは浅すぎる。また、最も水量が集まり、一見通りやすそうな真ん中ルートは、突き出した岩を避けるのが難しい。狭いがルートがクリアな右ルートを選択。

滝のアプローチまでは長い迷路のような瀬である。滝の上段の入り口は狭く、直角に曲がっていて、バックウォッシュにつまずきかけたが、滝上のエディで建て直す。
S__1_20180619_1208_2

コの字型に曲がっている狭いスロットは、ボートが引っ掛かるのを心配をしたが、流れが上手く運んでくれて、読み通り無事クリア。
S__2_20180619_1209

S_dscf7485

そこから様子の良いゴルジュに入っていく。難度は高くないが、落差のある瀬がテンポよく続く。深い渓谷で、支流が全て滝になってこの川に合流してくる。
S_dscf7493

S_dscf7494

S_dscf7501

S_dscf7502

進むにつれ、水がますます青く澄んでくる。大きな渓流魚が多く泳ぎ回る姿が見られた。
S_dscf7510

2kmほど続くゴルジュを抜けてしまうと、今度は、延々と緩いクラス1~2が続くが、流れがいい速度で下流へ運んでくれる。ダムのバックウォーター手前の萩原橋下流スロープのテイクアウトに到達。
S_p6167130


【当日のデータ】
水量:三瀬谷ダム流入10.3t
プットイン:落滝橋右岸
テイクアウト:萩原橋下流左岸
所要時間:3時間
距離:9.7km
高低差:82m
ボート:クリークボート
グレード:3級