伊賀川ダウンリバー 2018.06.17 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

核心部の大滝以外にも下り応えのある瀬が続く。増水でなくともここまで楽しめる川は貴重。 島ヶ原0.86m, 岩倉0.33m
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プットインからテイクアウトまで、同じ調子でクラス3の瀬がいいテンポで続く。プレイボートなら、大滝さえポーテージするなら、ウェーブやホールもあって楽しめるだろう。
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花崗岩地帯の独特な川相。風化されて丸くなった岩のなかに、昔の石切の痕跡で、平面的に切り立った面や、楔の跡が見られる。
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核心の大滝は、高さ4~5メートルの落差のある川幅一杯の巨大ドロップ。
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スカウティングしたところ、水量によっては、真ん中あるいは左ルートも考えられそうだが、この日のコンディションでは右ベタがルートと判断。通る場所によっては、シーブやボトムの強烈なキーパーが待っている。
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右ベタ狙いとはいえ、入りがずれると流れの強い真ん中ルートに引き込まれる。勢い増す落ち口を過ぎ、流れが2つに分かれるのを、なんとか右ルートにキープ。あとは流れに乗せて無事クリア。
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大滝を過ぎても、コンスタントに楽しいクラス3が続く。
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アユ釣りが解禁になっているはずであるが、釣り人は少なく、アユ釣りよりもルアーが多い。水は濁っているが、汚れというより、花崗岩の微小な砂が原因のよう。臭いも無くはないが許容範囲。
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大増水のウェーブ狙いで来たのを最後に、およそ20年ぶりに訪れたが、これまでレパートリーに入れていなかったことが悔やまれるほど、瀬の様子がよいゲレンデだ。
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【当日のデータ】
水量:島ヶ原0.86m, 岩倉0.33m
プットイン:新岩倉峡橋(岩倉峡キャンプ場)
テイクアウト:笹瀬橋
所要時間:2.5時間
距離:9.2km
高低差76m
ボート:クリークボート
グレード:3級