蓮川・櫛田川リバーSUP 2013.10.19 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

TM's リバーカヤック・SUP ログ

川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

なかなかいい水量まで増えないのでプレミアムなダウンリバー。この区間、ポーテージは避けられないが、上級者ならリバーSUPは十分降下可能。多少遠くても出向く価値がある下って面白い川だ。 蓮ダム7.99~7.97t, 田引0.13m
20131019_hachisu_kushidagawariver_9

台風26号と秋雨前線によって、久々に週末漕げる水量を示した。この区間SUPで下るのはもちろん初めて。ポーテージ必要な落ち込みと滝がある。
20131019_hachisu_kushidagawariver_2

スタートは蓮ダム直下から。狭いゴルジュのタイトなルートを縫うように進む。なんとか擦らないで下れるくらいの水深は始めからある。
20131019_hachisu_kushidagawariver_3

20131019_hachisu_kushidagawariver_4

スタートから800mほど進むと難所である大きな落ち込みが現れる。道路からはしっかり確認できるが、川面からはわからりにくいので、回送時によくみておくことだ。手前右岸で上陸。


この落ち込みは、落ち口に小さなホールを伴い、馬の背の狭い流芯を通り辿り着くボトムはきついハイドローリック。さらに流れが向かう先には巨大なアンダーカットという険悪なもの。カヤックで下ったこともあるが、今回は当然ポーテージ。
20131019_hachisu_kushidagawarive_10

さらにいくつかの瀬をクリアしていくと、蓮セクションの中程に大きな長い瀞場が現れる。その下流の水平線の先に大きな堰堤がある。この水量であれば、左岸の際から直接乗り上げ、ポーテージが可能。
20131019_hachisu_kushidagawarive_11

その堰堤の直下が蓮セクションの核心。しっかりした勾配で流れが加速。きついバックウォッシュと高い波が連続する200mほどの長い瀬だ。
20131019_hachisu_kushidagawariver_8

瀬のグレードはかなり高いが、ホールやウェーブに正面突破を仕掛けなければ、なんとか行ける。


その下流の山見ウェーブは、ベストコンディションにはまだ足りないが、サーフィンプレイは可能だった。

さらに下流の沈下橋まで、まだまだテクニカルな瀬が続く。
20131019_hachisu_kushidagawariver_7

沈下橋をボードに伏せるように通過すると、程なく櫛田川合流となる。合流地点にグッドウェーブがあり、しばしサーフィンを楽しむ。

その下流100mほどの瀞場の先に5mの滝がある。
カヤックでは何度も下ったが、SUPなので今回はポーテージ。
20131019_hachisu_kushidagawarive_12

その直下に始まるのが生コンの瀬。よさ気なスタンディングウェーブがある長くて広い瀬だが、油断は禁物。浅いので落水したら怪我は免れないだろう。のっけからニーリングで慎重に突入。
20131019_hachisu_kushidagawariver_5

瀬の最後の激しいボイルを伴う、たちの悪いエディでボードを沈められたものの、なんとか落水は免れる。


生コンの瀬が終わっても、しっかりしたホールやウェーブなど、まだまだ下り応えのある瀬が、ゴールまで続く。
20131019_hachisu_kushidagawariver_6

久しぶりにホワイトウォーターで充実感を覚えたダウンリバーとなった。


【当日の情報】
水量:蓮ダム7.99~7.97t, 田引0.13m
距離:約7.5km
プットイン:蓮ダム下
テイクアウト飯高町七日市 川俣郵便局付近の竹薮
所要時間:3時間
ボート:インフレータブルSUP
グレード:3級