通算3度目。毎回水量が異なるが、それ以上にログや岩が動いており、川が荒れ、少しだけ様変わりしていた。 西川1.2-1.18m
前日は200mmを超える大雨が上がったばかりで、水量が多すぎたため、小川支流宇筒井川クリークを開拓。一日待ち、いい水量になった本命の古座川アッパー。七川ダムから遡って最初の堰堤の直下からのプットインとなる。急勾配の杉林を降りて河原に出る。
コース前半は総じて浅いが、流れは早く瀬も続くので、飽きされられることはない。
集落の脇を流れる里川が、ドロップが続くなかなかの瀬となっている。
流れが再び渓谷に入ると、いよいよ中盤のコース核心部分が始まる。
橋を挟んで前後が核心部。僅かなエディがあるのみで、瀬が凝縮している核心前半。最初の三段ドロップを素直に左ルートでクリア。
さらにその下にある川幅一杯の大きなドロップは、左側の流れの薄いところをブーフ。エディを挟んでその下が最大のドロップになる。両岸に別れてスカウティングするも、どこも岩が邪魔してルートを見い出せずポーテージ。
橋から下流の核心後半は、大きなドロップが4箇所ほどあるが、前半ほど長い瀬はなく、落ち着いて攻略できる。
核心後半を無事過ぎると、両岸崖の切り通しの水路のようなゴルジュを進む。水量によっては流れを塞ぐようにキーパーホールができるので、油断は禁物だ。
一面苔むした緑のトンネルに入って2つ目の橋を過ぎると、ようやくテイクアウトとなる。
[当日のデータ]
水量:下瀬橋(西川)1.2-1.18m
プットイン:松根(大屋谷~杉谷間)
テイクアウト:下露(ささゆりホーム付近)
距離:10.3km
高低差:136m
ボート:クリークボート
グレード:4級
時間:3時間