櫛田川リバーカヤック 2017.10.29 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

カヤックで櫛田川は久しぶり。ピンポイントにベスト水量を捉え、ウェーブ、ホールでプレイ、そして名物の強烈なボイルを満喫。 蓮ダム放流19.71t, 田引0.62m
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先週末の台風の雨で増水したが減水し始め、土曜にはベスト水量を下回った。そこで日曜まで待ち、次に近づいて来る台風の雨で水量が増加してから、台風本体が来る前にダウンリバーを終わらせる作戦を採った。今回の台風は小型なので風の影響は軽かったが、適度に雨を降らせ、少し水位が上がりベストになった。SUPで下りたいところだが、状況の変化に対応できるようカヤックを選択。
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コースは赤桶堰堤から粥見までの香肌峡赤桶セクションロングコース。
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形の良いウェーブがでていたので、プットインは、いつもの沈下橋よりも上流の堰堤下から。残念ながらウェーブはワンチャンスな上に形もいま少しだったが、いきなり大きな瀬かスタートできた。
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前半は、いくつかの大きなシュートがある。大きなホールやウェーブを抜けると、必ず瀬の最後にキツいボイルとエディラインに翻弄される。よっぽどの増水でなければ他の川で出なさそうなものだが、櫛田川では狭いゴルジュのお陰で、この程度の水量、流速でも現れる。
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瀬毎にといってもいいほどのプレイウェーブに出会える。
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今回のベストスポットは、道の駅の少し下流のモナホール。大きくははないが、連続カートホイールが可能なフレンドリーホールである。
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(この水量では)少し屈めば通過できる沈下橋を過ぎ、左岸に道の駅が見えてくると、後半に突入する。
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後半核心の弁天の瀬まで、普段は瀞場と緩やかな瀬が続く気の抜けた区間となるが、この日の水量は、それなりに流れが助けてくれて距離の消化も苦ではない。
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水面ギリギリまで沈み、妙なウェーブを作っている沈下橋が現れる。乗り越えようという考えをおこしがちだが、ここは岸に上がって確実にポーテージしなければならない。
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弁天の瀬は、高い連続波のあと川幅一杯の巨大なシュートが待ち受ける200mほどの長い瀬である。ウェーブはサーフィン可能で大きく形の良いものが続く。沈でもしなければ、エディキャッチして瀬の途中で一息つくことができる。最後は両岸がせり出して大きなホールが形作られている。左側はポワオーバーなのでルートは右側。ただし、降りた先にはキツいボイルが沸き上がり、そこを突っ切るまで手を抜くことはできない。
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弁天の瀬を過ぎると再び緩やかな瀬を幾つか通り、テイクアウトに到達する。


【当日のデータ】
水量:蓮ダム放流19.71t, 田引0.62m
プットイン:赤桶堰堤下左岸
テイクアウト:向粥見のスロープ
所要時間:3時間
距離:約14.7km
ボート:JACKSON KAYAK 2012_2fun
グレード:3級