ドロップが連続する快楽系スティーブクリーク。しょっぱなの滝落ちから続くドロップ群に大満喫。 大滝ダム流入32.88t(参考)
記憶にある中奥川は最初の滝と(後半の)延々と続く浅い瀬のみ。初めての川を下りたい人のリクエストを叶えるべく久しぶりに訪れたら、期待を裏切る満足度だった。
降りるのが少々大変なプットインイン地点から、いきなり7mほどの滝落ちでスタート。
両側大岩で挟まれた滝は、真ん中が水が薄く流れが左右に分けられる。素直に真ん中を落ちると、左右からの水流をモロに受け沈められてしまう。左は落ちたところの左側壁がアンダーカットしていて、ひっくり返ると面倒だ。右は二段に落ちているが、気にせず行けばすんなり降りられる。滝の直下には、一文字のキーパーがあって、スムーズに突っ込まないと掴まる。
滝落ちが終わり落ち着いてみると、濁りのある高見や丹生川と違い、流れが青く非常に澄んでいるのがわかる。
ここから、丁度良いスリルのドロップが立て続けに現れる。ドロップは色々なパターンがあり、単調さは決してない。
見通しの悪いところでは、スカウティングする必要があったが、ポーテージ無しで全てクリア。
大岩と岩盤が作り出す独特の川相。
テイクアウトの少し手前から、川幅が少し広がり浅瀬になる。ルートを選んでもボトムを摺り、岩に引っ掛かりながら進むことになる。そこから本流合流まで、ひたすらそれが続くので今回は割愛して、水位計の塔のすぐ下流のスロープからテイクアウトした。
【当日のデータ】
水量:大滝ダム流入32.88t(参考)
プットイン:大字中奥・来迎寺上流橋渡って左岸
テイクアウト:初王子橋上流150m水位観測所
距離:約2.6㎞
高低差:約50m
所要時間:2時間
使用艇:クリークボート