《この素晴らしい現代に爆裂を!》
《うちの可愛い爆裂娘に救出を》
その5
カズマからの返事が返らず沈黙が続く。
時間が経つにつれて改めて自分という人間の無力さとカズマに対する申し訳なさを思い出し涙が溢れて来ました
…やっぱり、カズマはこんな私と一緒にいる事を迷惑だと思っているのでしょうか?
「……っえぐ!ごめん…なさい、ごめんなさい…!」
「…~~っだぁぁぁ、もぉぉお!」
「…?
ッヒャ?!///」
カズマが突然叫びだし、何をするのかと思ったら負ぶさっている私の身体を支えていた両手を足からお尻に移動させ思いっきり触ってきました?!
「ちょっ?!いきなり何するんですか?!
私が動けないの良いことに思いっきり触ってきて!?
カズマの変態!」
「うるせぇ!お前が意味のわかんねぇこと言ってるからだろ!」
「何をっ!」
「迷惑掛けた?そんなの今更だろうが!
危険な目に?!俺は向こうの世界で何回死んだと思ってんだ?!
それに比べりゃ今回のことは犬に噛まれた程度なんだよ!
それを変に気にしてメソメソして…見ててイライラしてくるわ!」
「…か、カズ…」
「それにお前が何も出来ないだって?
バ~カぁ!
いつも朝寝坊しそうな俺を起こしてくれるのはお前だろ?!
俺が疲れて夜遅くに帰ってきたってのに眠い目を擦りながらちゃんと起きててくれて夜飯と風呂を準備してくれてただろうが?!
休日俺が暇になった時に本当は勉強しなきゃいけないってのに無理して俺の為に時間を作って付き合ってくれてたのだって知ってんだからな?!
そんなお前が何も出来ないだぁぁ?
バカ言うんじゃねぇよ!」
「…~ッ?!」
さっきも流していた涙がさらに勢いを増して溢れ出てきます
そして今は何よりも、カズマに嫌われていない事実にただただ嬉しくて…
「それに…お前は俺の大切な仲間であり『家族』だからな
助けるのは当然だろ?!」
「『家族』…」
「そうだよ、ほらもう少しで家に着くから大人しくしとけ」
「…」
そしてしばらく歩き、家に到着しました
#7 《うちの可愛い爆裂娘に救出を》
Fin