《この素晴らしい現代に爆裂を!》
※注意※
この作品は、アニメ「このすば」を見た主の妄想を書き起こしたものです
・本編との直接的な関係はありません
・この作品はアニメ版第1期全10話+OVA版までの設定を元に書いています
・この作品には主の妄想による追加設定が描かれています、前作の『東京編』を読むことを推奨いたします。(宣伝)
・この作品はフィクションであり、実在の人物、場所、建物とは一切関係ありません
それでもよろしければ、どうぞお楽しみください。
comes season
in summer
#3
《この常夏のビーチでバカンスを》
前編
「…ねぇ、本当に大丈夫なんでしょうね?
事故ったりしないわよねぇ?」
「大丈夫だって何回も言ってるだろ?しつこいぞ。
ったく、身分証代わりに免許取っておいてよかったよ…」
「まぁまぁアクア、カズマもこう言っているのだから少しは信用しないか。」
「そうですよ、まだそんな事を言っているのですかアクア。
ッハハ!それにしても凄い景色ですね!風も強くてとても気持ちいいです!
カズマ!もっとスピードは出せないのですか?!」
後部座席には俺の運転に不安を抱いているアクアと、その駄女神をなだめているダクネス、そして助手席には窓を開け頭を外に出して風を浴びはしゃいでいるめぐみんが座る。
ってか危ないからやめなさい。
最初は電車で行く予定だったのだが、俺が車の免許を持っていると聞いたが否やアクアは超特急でレンタカーを借りてきたのだった。
運転はもちろん俺でレンタル料金はダクネス持ち…こいつ本当は貧乏神とかじゃないのか?
「ふん、まぁお陰で移動がかなり楽になって助かったわ。
電車だと長時間座りっぱなしは流石に疲れるからねぇ~。
あ、帰りもこの調子でよろしくね♪」
俺は全然楽じゃねぇんだよボケっ!
終いには海に沈めて帰ってやろうか?!
「すまないなカズマ…いつか私も運転出来るように頑張るからな。」
「フォローありがとよ、でも女は無理に免許を取る必要がないんだから大丈夫だよ。」
「そうなのですか?
でも私も車を運転してみたいです!
学校の勉強が落ち着けば私も『キョウシュウジョ』…?とやらに通いますね!
そしたらカズマも楽になるでしょう?!」
「…いや、お前は運転するな」
こいつらのことだから色んな意味で興奮してノンブレーキでアクセルをガンガン踏みそうだ…そんな車とてもじゃないが怖くて乗れたもんじゃない。
シュンと落ち込むめぐみんを余所に俺は目的地の海へと向かいハンドルを握っていた手に再び力を入れる。
気温は38.5c°、外は陽射しが強めだが時折涼しい風が吹くため思ったよりも熱く感じられない絶好の海水浴日和となっている。
「…ねぇまだ着かないの~?
あたしノド渇いたんですけど~」
「だぁぁもぅ!お前は少し黙ってろ!
さっきサービスエリアに立ち寄ったばっかりだろうが?!
だいたいお前は………お?」
「…見えてきたな!」
「わぁぁぁ!!」
車を走らせること約2時間、長かった直線を過ぎ、緩やかなカーブに差し掛かった所で俺たちの前に高速道路の終わりを告げる美しい景色が広がっていた。
小麦色の砂浜
白く泡を立てる浜辺
風に煽られ高さを増す青い波
そしてどこまでも続く広大な水平線が俺たちを出迎えてくれた。
「キレイです…!」
「…来てよかったな、カズマ」
「何言ってんだよ、これからだろうが。」
「ふふふ、そうだな」
「よぉぉし!泳ぐわよぉぉぉ!!」
高速を降りて駐車場に着いた俺たちは公共の脱衣所に行きそれぞれ水着へ着替えるため別れた。
…しかし女どもは着替えに時間が掛かっているのか俺だけが先に着替えを終えていた。
「…おっせぇなぁ~、まだ着替え終わらねぇのかよ…」
持ってきたパラソルを砂上に突き立て日陰を作り、荷物を見ながらシュッコシュッコとアクアが持ってきたひよこ型のバルーンに足踏み式ポンプで空気を入れながら待つこと10分…
「おっまたせぇぇ!」
「か、カズマ…遅くなってすまない…」
「お…おぉぉぉ?!」
着替えを終えたアクアとダクネスが水着姿で脱衣所から出てくる。
ダクネスは露出過多で際どいのを着てくるか…と思っていたが予想とは裏腹に黄色と白のストライプカラーの肌色面積控えめでお腹がすっぽり隠れたタンキニ(タンクトップ型のビキニ)を、
一方アクアは水色を基調に青と白のパレオ(ビキニ+腰に布を巻いたもの)姿でやってきた。
ダクネスは肌の露出こそ少ないがその圧倒的なはち切れんばかりのサイズの胸が余計に際立ち逆にエロく見えてしまっている…
アクアは元々女神(笑)だったので人間離れした整った顔立ちとプロポーションをしていたため水着姿となりより一層その美しさを引き立たせていた…のだが
「んねぇねぇ、どうしたのよぉ?♪
さっきから黙っちゃって~♪
あ⁉︎、もしかしてわたしの水着姿に見惚れちゃってたのぉ?♪」
「…………………ッフ」
「ちょっと?!なんで悲しい人を見るような目をしているのよ?!」
口さえ開かなきゃ見惚れてたかも知れないってのにな…やっぱりどんだけ器が良くても中身が泥水で溢れてちゃぁダメだな。
「しかし、意外だな。
ダクネスならもうちょっとこー…際どそうな水着を着てくるかと思ってたんだが」
「あ、や、それは…
その、わ、割れてるのを…見られたく、なかったから…」
お腹辺りを両手で覆うように隠しながらモジモジと歯切れの悪い声でダクネスは答える。
あぁ~割れてんのかぁ…腹。
『ボディビルダーになれば良かったんじゃね?』…っなんて言ったら殺されそうだし黙っとこ。
「…ってあれ?めぐみんは?」
そして俺はここでまだめぐみんが来ていないことに気がつく。
「大丈夫よ、あの子とっても可愛い水着持ってきたから少し気合を入れてるのよ…あ、噂をすれば。
ほら来たわよ♪」
「あ…か、カズマ!遅くなってすみません!」
するとちょうどいいタイミングで後ろから聞こえてきためぐみんの声に俺は振り向く。
To Be Continued…