《この素晴らしい現代に爆裂を!》



この作品はこの素晴らしい世界に祝福をのパロディです

アニメ本編の1期までの設定を元に制作してます。

オリジナルのキャラや設定を含みます。





《この最新の技術で交信を》

その2



そして、『ぱそこん』が来てから数日が経ったある日。



「カズマぁ?

そろそろアクア達が帰って来ますよぉ?

夜ご飯を作らないと間に合わないですよぉ?」


(もうちょっと!もうちょっと待ってくれ!!

今いい所なんd…よっしゃぁぁ!レアアイテムドロップぅぅ!)



あれ以来カズマはバイトとトイレ以外すっかり部屋に引き篭もってしまいました…今も家事よりも娯楽を優先している始末です。

カズマは部屋から出ずにドア越しに返事を返してきます。

私がカズマの部屋の前で溜息をついているとアクアとダクネスが仕事を終えて帰って来ました。



「ただま~、お腹減った~。

今日はご飯なに~?

…ってめぐみん何してるの?」


「ただいま、めぐみん。

…ひょっとしてカズマか?」



私が無言で頷くと2人も揃って溜息を漏らす。

それも当然です、ここ数日カズマはこの調子なのですから…



「カズマぁ?!

アクアとダクネスが帰って来ましたよぉ?

晩御飯はどうするのですかぁ?」


「そうよヒッキー!

早く出てきてわたし達にご飯作りなさいよぉ!」


「そうだぞカズマ。

夕飯の時くらいやめて部屋から出てこい!」



部屋の中にいるカズマに聞こえるよう声を大きくして聞くと少し間を置いて返事が返ってくる



(あぁ?飯はお前達で適当にとってくれ~。

お?おっしゃぁぁぁ!ボス沸き?!Expよこせやコラぁぁぁ!!)



「………」


「め、めぐみん?」









((ッブチ))







「しゃぁぁぁ!これでトドメじゃぁ!

・・・あ?」


【ネットワークの接続が切れました】


「っなんだよ?!この重要な時に?!

もっかいログインし直して、

…ログインできない?

っていうかそもそもネットが繋がってない?!

なんで??!」


「…どうかしましたか?カズマ。」


「な、おいめぐみん!勝手に部屋には入るなって言って、っ?!

…なぁ、お前が持ってるその青いケーブル』は、ひょっとして?!」


「…さ、アクア、ダクネス。

私達は『私達の分』のご飯を作って食べましょうか」


「なぁ?!ちょっと待って?!」


「…カズマはその『ぱそこん』でご飯でも作って食べてくださいね。なんでも出来るのですから『部屋から出ないでトイレにも行ける』のですから大丈夫ですよね?」



そう言い残し私はカズマの部屋を後にすると、ダクネスがカズマの部屋のドアの前にタンスや棚を置きバリケードを貼る。



「何バカ言ってんだ?!

流石にそれは無理に…ってドアが開かねぇ!?

おい開けてくれ!ネットが繋がってないんじゃ何もできねぇよ!?

すみません!?許してェェェ!!」



その日の夜はシクシクと啜り泣く情けない男の声が響き渡りました。

いい気味です。




続く