ご存知、朝の連続テレビ小説
ファッションデザイナー、コシノ3姉妹のお母さんが
主人公のモデルです
今朝は、80を過ぎた糸子が病院でファッションショーを
開催する、今週一番の山場でした
そのファッションショーのトリをつとめたのが
まだ30代くらいの末期がんの女性患者
2児の母であります
この女性患者に糸子が言うのです
「末期がんのあんたが笑うだけで奇跡や」
「あんたは奇跡を見せる資格があるんや」
その言葉に後押しされ、女性は、笑顔で
立派にトリをつとめます
ありがちなシーンかもしれないけれど、
思わず、拍手をしていました
私の母も食道がんの手術をしました
発覚も突然でしたが、その状態も
開いてみて初めてレベル4だとわかりました
既に転移していたのです
そのとき願ったのは
まさしく糸子が口にした「奇跡」でした
当たり前だけど、医者は事実を的確に伝えてくださいます
そこに救いの言葉は見当たらなくて、
私は医療だけに頼っていてはいけない、と思いました
家族の命を人に預けたままで、嘆くだけでは勝手がすぎると
そして以前見た、特集番組を思い出しました
難病の子供たちを憧れている有名人と逢わせてあげよう
そしてそのときの感動を生きる力に変えようというような趣旨
生きるか死ぬかの境目は
生きたいという意志の力も大きく作用するのかもしれない
それなら、ここにいて良かったと思える瞬間を増やそう
すると「奇跡」なんて、いくらでも起こるんじゃないか
そのときは闇雲すぎて、小さなことしかできなかったけれど、
(音楽を聴く、詩を読む、旅行に行く、美味しいものを食べる等)
その答えは、今、ちゃんと出ています
先日、母と一緒にマッキーのライブに行った後、
メモ書きの裏にメッセージが残っていました
「昨日のマッキーのコンサートは生きている実感を
もたらせてくれました
まだまだ楽しいことがいっぱいで
元気でいなければと思います」
あの手術から7年
現在の医療では術後、5年が経過すると
とりあえずは安定したとみなされています
母には確実に「奇跡」が訪れました
だから今朝のカーネーションを見て、
あ~ここにも「奇跡」がまたひとつ生まれるんだな、
なんて嬉しくなってしまったのでした