最近はテレビドラマすら見ていない状態ですが、
こちらはちゃんとチェックして参りました!
年とともに涙腺が滅法弱くなり、
開始前の「戦火の馬」や「わが母の記」の
予告編の段階ではらり
これは本編が始まるとさぞや泣いてしまうであろうと
覚悟しておりましたが、
いやいや全く
笑える、笑える
しかし大爆笑というより
ふふ、くく、ふはははははと
笑いが徐々に湧き上がってくる感覚
ネタバレしてはいけないので、
大雑把に言うと、役所さんがキコリで
小栗君が新米監督なのです
映画の撮影で、小栗君たちのクルーが
役所さんの村へやってくるわけです
怖気づいて逃げ出そうとする新米監督、
そんな監督を頼りないと苛立ちながらも、
いつしか撮影に魅力を感じ始めるキコリ
2人のやりとりを見ていると
おじぃのことを思い出しました
私も3年前、2ヶ月で辞めてしまった会社がありました
夢を叶えられると思っていた矢先のことだったので
人生が終わったような心地でした
もう何も考えなくて良い場所へ逃れたくて、
大学時代に偶然知り合った沖縄のおじぃの家に
10日間、居候させてもらうことにしました
仕事を探してみたり、戦跡を訪ね歩いたりしたので、
最終的には20日間、お世話になったのですが、
おじぃは日々の居合稽古の合間に
小さな喜び、愉しみをたくさん教えてくれました
いや、おじぃにとっては教えてる意識は
なかったと思います
でも長年生きている人、一本の道を貫いている人が放つ力は
半端ないです
悩みなんて超越しているし、心から日々を愉しんでいるし、
いや、本人には愉しいという意識すらないかもしれない
その瞬間のわくわくのために生きている
今、その一瞬を、夢中で生きている
先のことはその瞬間になって、相対すればいい
私はおじぃから素敵な記憶をたくさんもらいました
一人で悔しくて、不安で、無気力な夜も
目をつぶれば、あの空気とおじぃの笑顔があれば
私はまだ生きてていいんやなって、そして
家族以外でも私のことを心配してくれてる人は
いるんやなって幸せになりました
そんな大切な記憶を今一度、呼び起こしてくれた
この映画にありがとう
そして何にもないような声で、昨日も電話してきてくれた
おじぃにありがとう
ええかっこして、忙しいよ~って言うたけど、
本当にちゃんと名を上げて、
今年こそは、おじぃに胸張って会いに行くよ
そういえば、おじぃに偶然逢ったのも山の中でした
山には出逢いの神様が住んでいるのかもしれません
