見つかってはいけない。隠し通さなければ、いけない。
きっと、地獄が待っている。誰もあそこから、戻ってこない・・。

さぁ、ゲームのはじまりだ!!




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【NO,4】


ドンドンっと誰かが薄い壁叩いた。俺は壁に耳を付けて、命がけの信号を待つ。
コンコンと壁を小さく叩く音が聞こえた。
“午後五時 見回り”
俺達【囚人】にしか解らないように、改造した、モールス信号だ。こうのように、隣の部屋から情報が回ってきて、情報を知らせてくれる。
ドンっと壁を叩いて了解の合図を出した。
そして俺は今得た情報を、次の隣の部屋に回す。
“午後五時 見回り”
了解の合図が聞こえると、俺はすぐに見回りの準備を始める。
ベットの上に上り、天井の一角をあける。その中に[それ]を隠すと、まだセーフゾーンのゲーム機や、エロ本でカモフラージュした。
この程度のごまかしで隠せるかは不安だが、やらないよりはましだろう。
ガコッと天井を元通りに戻す。これで見回りの準備は終わった。
部屋を適当にきれいにすると、俺は部屋の椅子に座った。
午後五時まであと、十五分。
このモールス信号は完璧では無いため、ランダムに行われる見回りは毎回、自分が他の部屋の人に間違った信号を伝えてしまったのではないか、と不安にさせられる。
もう、全部屋に伝わっただろうか。
今日も、誰かの[それ]が見つかってしまうのだろうか?
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【NO,7】

静寂に包まれた部屋。白褐色の壁が隙間無くこの空間を埋めるように取り囲んでいる。俺の吐く息以外はいつも通り静かだ。
臭いも、色も、音も無い。
感覚に刺激が無いこの状況は眠っていなくても昏睡状態に陥ったかのようだ。
自分が何を感じているのか、何処にいるのか、起きているのか、寝ているのか。
何も分からない。
厳密に言えば分かるのだが、何か夢を見ている感覚に似ている。
【NO,7】それが俺に付けられた此処での名前。
最近世の中を騒がせたニュースで、
男子高校生100人団体誘拐事件がある。
2015年08月08日の午後六時頃、某●●高校の男子校生が合宿中、海で花火大会をしていた時、海に寄せられた不振な船にそのまま乗せられ拉致された事件だ。
育ち盛りの男子高校生を


警察に勤めている私はこの事件を担当だ。



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