作詞:CHICK

「冬空の、」



怖いの
あなたに伸ばした私の手が、振りほどかれることが
それを思うとそれだけで、胸が苦しくなって涙があふれそうになるの
そんな時、私は唇に歯を押し付ける。そうすると涙が止まるから、
嫌なの
あなたは私を見ていないのに、私の視線があなたのほうに泳ぐことが
あなたのせいにしてしまいたい、こんなに苦しいのは嫌だから
自分を落ち着けるために、私は息を吐く

やめてほしい、決定的なことを言わないで微妙な距離を保つのは、
あなたの言動に私の心が揺れ動かされるから
いつからこうなってしまったの、
いつから私の中で私が一番じゃなくなってしまったの、
やめてほしい、あなたの為に歌を歌ってしまう
あなたが喜んでくれることを期待しながら
でも、歌えない。振りほどかれるのが怖いから

けれども、あなたの距離のとりかたは、私をいつまででも、惹きつける
緩む隙も与えず、ピンと絃を張ったまま、これじゃいつかは決意も曲がってしまう
なにがあっても、あなたの笑顔には勝てないから
微笑まないで、そんなのずるいよ

これだといつかは来ちゃうのかな、あなたのことが“好き”って考えちゃう日が。