ミレーナ装着から2ヶ月後、突如大量の経血とレバー状の塊が噴出。
過去最悪の状態で、さすがに痛いし目眩はするしで、しばらくは手元に残っていた鉄剤と痛み止めを飲んで、トイレとベッドを行ったり来たりしていました。
10日ほど経ち出血量が落ち着いてきたので、婦人科受診したところ、ミレーナは子宮内に残っているものの機能しない位置にズレていて抜去するしかないとのことでした。
子宮内で位置を直したり、抜いたものを再利用したりはできないそうです。
ガッカリしましたが、気を取り直して翌月の生理開始後に再チャレンジしました。
前回よりも子宮の奥の方に設置(?)してくれたそうで、安定して機能しているように思えたのですが、2度目のミレーナは装着から3ヶ月後、血の塊と共に流れ出たらしく知らぬ間にトイレに消えていきました。
残念です。
担当医のエコーによる診断では、去年のリュープリン注射で一旦縮小した粘膜下筋腫が再び成長して子宮内腔がいびつになっており、ミレーナが安定せず脱落しやすいと思われるので、別の治療法を検討した方が良いとのことでした。
以前提案されたのは、
・定期的にリュープリン注射(偽閉経療法)
・ディナゲスト服用(黄体ホルモン療法)
・腹腔鏡か開腹で子宮全摘
だったのですが、
同じ病気の方のブログを拝読して知った治療法、
・マイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA、子宮内からマイクロ波を子宮内膜へ照射して壊死させる治療法)
が私に適応になるか担当医に聞いてみました。
粘膜下筋腫の部分は焼灼できないため、私の場合は出血量を減らす効果はあまり期待できず、一時的に減ったとしてもすぐに元の量に戻るだろうとの見立てです。
ただ、子宮鏡で中の状態を確認することができるので、診断の材料になるという点では、やってみる価値があるとのことでした。
そこで、私なりの基準の消去法で今回はディナゲストを試してみることにしました。
調剤薬局でジェネリックをお願いしたのですが、先発品と異なり子宮腺筋症は適応症になっていないそうで、毎月の出費はかさみますが、仕方なく先発品をいただいてきました。
1週間飲んでみた限りでは、心配だったうつ症状は出ず、大量出血も起きていません。
生活に支障がない程度の軽い頭痛、不正出血、ほてり等が続いています。
1ヶ月後に血液検査の予定です。
半年後の顎の手術に備えて体調を整えていけるといいなぁと思います。