3年前に、子宮粘膜下筋腫を子宮鏡手術で摘出しました。


粘膜下以外に筋層内にもいくつか筋腫がありましたが、子宮鏡手術の適応外なのと、まだどれも小さいという理由で、残したまま様子を見ていました。


去年、立ち眩みや疲労感がでてきて(私の場合は気温の高低に関わらず無性に氷が食べたくなる症状もあります)、婦人科受診したところ、鉄欠乏性貧血で、原因は残っていた筋腫が大きくなり、数も増えたこととの診断でした。


その後、1年くらいは鉄剤を飲むなどして凌いできましたが、最近、過多月経と生理痛が辛いので、MRIで確認してもらったところ、子宮全体に無数の筋腫があり、また、子宮腺筋症にもなっていることが判りました。


提案された治療の選択肢は大きく分けて3つ。


⑴手術

開腹で病巣だけを切り取ることも出来るかもしれないが、閉経までに再発する可能性があり、根治するには子宮全摘出。


⑵ホルモン療法

ホルモン剤の効果で子宮内膜を薄く保ち経血量を軽減、痛みを緩和する。

   ・低用量ピルを計画的に服用。

   ・黄体ホルモン剤を毎日服用。

   ・薬剤添加された避妊リングを子宮に挿入。


⑶対症療法

痛みに応じて、鎮痛剤と漢方薬を服用。


私としては、⑴今は気が進まない。⑵それぞれ、効果は期待できるが、副作用が心配。慣れるまで煩わしそう。


で、まずは⑶対症療法を試そうと思い、28日分の痛み止め、胃薬、漢方薬をいただきました。


下腹部痛や腰痛、頭痛がつらい時、飲めばしばらく緩和されるので、少し気が楽になりました。


不調の原因と対処法がハッキリして漠然とした不安から解放され良かったと思います。