腹が減った

まず起きてそう思った
手術当日のさくもんです

昨日から怒涛のブログ更新!
珍しいが、ベッドの上で暇だからである

さて、今日も楽しんでってください

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前日から液体しか身体に入れてない為
お腹がもうペッコペコ!

昨夜は腹が減って眠れそうに無かったので
眠剤をもらって寝た


昨日の診察時、食べ物はアカンけど
飴ちゃんならOKと聞いてオットに連絡


エマージェンシー!
エマージェンシー!
飴ちゃんを買ってきてくれ


「よしきた!まかせろ!」


のど飴率80%

なんでのど飴ばっかやねん!
普通の飴ちゃん、パイン飴のみ!

そんでどう考えても多すぎるやろ


こういうところが
さすが、我がオットである


ついでに、
お水とお茶も買ってきて貰ったのだが(自販機はあるけど割高だから)
それらは、1.5リットルのボトルであった


手術後、寝たまま飲むのに大変飲みにくい
1.5リットルのボトルを買ってくる


理由
「大きい方がおトクだったから」

それが我がオットなのである


でも愛してるわ!!(ヤケクソ)



さて、そんな軽くイラつく朝ですが
とうとう


痔の手術するわよ


色んな体験記を読み過ぎて
西野カナばりに震える



手術した直後が地獄

とか

術後初の排便イベントが地獄

とか

地獄情報しかない


テンション下がるわ〜〜
(もともと上がる要素ない)


朝からため息
はぁ…

でも手術へ向けての工程は
着々と進んでいくのであった

まずは浣腸
コレきらいやねん
好きな人はマニアしかおらんやろけど


尻穴むずむずする

「浣腸してから2分くらいは待ってから出してくださいね」


それは無理です!

速攻で産みたい!
産ませてよ!!


でも産んではダメ
なんとか1分堪える

はいっもう限界〜

食べてないから、出るのは水のみ
シャーーー


そこから点滴
これのおかげで空腹はかなり減少
すごいな点滴!


片手しか使えないためブレブレ


しばらくしたら、肩に筋肉注射

ホンマは点滴も筋肉注射も
痛かったと思うんやけど

その後の恐怖に気を取られていて
あまり記憶がない

そしてわたし
注射結構平気マン

妊娠時の点滴生活と、インド駐在中の年二回の健康診断や、渡航前の予防接種三昧のおかげだな

身体に針刺されまくり人生やわ


そうして
一つ一つ、進んでいくうち


やっぱ切るのやめたい

って言いたくなった


もうこの痔と共存する
手術やめるーー!って叫びたい!


しかし、もう引き返せない


看護師さんが

「さくもんさーん、手術室行きますよ〜」
と笑顔でお迎えにいらっしゃった


ううぅ…ホンマ手術やめたい
家に帰りたい


でもワタシ、もう大人やから
そこはぐっと堪え、
へっちゃらな顔で手術室へ



まずはマッパにされる

ひぃ!寒い!
手術室、寒い!


看護師さんがそっとバスタオルをかけてくれる

「ずっと側についてますからね。具合が悪くなったらすぐ言って下さいね」


ううぅ、お母さん!

いや、看護師さんやけど!

そのくらい身を委ねたくなる感じ
マザコンか


恰幅の良い看護師さんの前に腰掛け、
優しく肩を抱いてもらう
もう嫌すぎて泣きそうシクシク…

まずは腰椎麻酔

「息を吐いて背中を丸めて下さいね〜」


これヨガでもよくやるポーズやな
ふぅーーーー

チクッ
痛さは思ったほどではない
普通の注射や

先生が上手なんやろか??

あ、わたし注射平気マンだからかも


その後、上半身をベッドにうつ伏せにし
少しずつ足を伸ばす

車に轢かれたカエルみたいになる

専用のベッドは、足の部分が開くようになっていて、お尻が見えやすくなるようだった

その辺からもう下半身が痺れてくる

身体にはシートのような物がかけられ
これで寒くはなくなった

器具を入れられてるなーとか
尻の肉をガムテープみたいなので固定されてる?

とか、そのくらいの感覚はあるが
痛みはもちろんない

きっとなんやかんやしてるのだろうが
全くわからない

器具の音がカチャカチャと聞こえるだけ
途中、なんか焦げ臭かったのは、なんだったのだろう?焼き切ったりしたのか?なんだろう
未だに分からない。

切除には10分くらいしかかからず
あっという間に終わったカンジ
終わった後、取れた痔核を先生が見せてくれた

「こんなのね、さっさと取った方がいいんだよ。スッキリしたね」


はい!ありがとうございました

まだスッキリ感全然ないけど!


術後はドラマのシーンのように
ストレッチャーに乗せられ病室へ

いつの間にか、お隣さんが入室していた

今夜は2人部屋か
もともと2人部屋なんだから仕方ないけど
やっぱ個室にしとけば良かったかなー
なんとなく贅沢な気がして2人部屋にしたけど、快適なのはやっぱり個室かな?


術後、数時間は起き上がるのも禁止
水も飲んじゃダメ
しばらくはトイレも出来ない

とにかく点滴を打たれて
コンコンと眠った



目が覚めても、足はまだ動かない

尻も痺れてる
足先も動かない

どうせ患部も痛いだろうから、
麻酔効いてた方がマシか

とか思ってなんとか過ごした

お隣のベッドに今日から来た方は
昨日のワタシ状態らしく
下剤を頑張って飲んでいた

その後、何度もトイレにいっては
爆発音を響かせていた

やっぱ痔の手術の時は
個室のがおススメ


まぁ今は
お隣さんの爆裂オナラなどどうでもいい

ワタシのお尻がどうなっているのか、
それが心配


だいたいこのくらいに麻酔が切れます

って時間より前には、足もしっかり動くようになり、なんかホッとした

それまでに数回、看護婦さんが来て
脈をとったり
血圧測ったり
お尻の様子も見てくれる

ワタシのお尻は出血も少なく
問題無いようだ
あーよかった


手術から4時間後には痛み止めを飲み
ポカリ解禁

なんか寝てたら暑くて汗かいたので
ポカリ飲みまくり

ホントは18時過ぎまでトイレもダメだったのだが、17時で我慢できず(ポカリ飲み過ぎ)

ナースコールしてオシッコへ

術後最初のトイレは、
必ずナースコールすること!
とのことだったので遠慮なく呼ぶ

麻酔の後なので、介添えが必要らしい


麻酔はもうとっくに切れていて
どちらかというとピンピンしていたのだが

麻酔した後は、むやみに動かないこと
特に、頭を持ち上げないこと

平気だと思っても、とにかく横になって!
と言われた

2、3日後にものすごい頭痛がきたりするそうだ
やだ!頭痛キライ


トイレは仕方ないので行かせてもらえるが
起き上がってフラ〜っとしないか
足裏に違和感がないかなど、チェックしてからトイレへ

術後初めてのトイレはめっちゃドキドキ

緊張して出ない場合もあるそうだが
わたしは問題無し
無事オシッコは出た

お尻が心配であまり触れないが
思ったよりは痛くないかな?



しかし
痛みは痛み止めが切れてからやってくるのだ


そう…地獄の夜がやってきた


つづく!!