今日はスペインのワイン産地についてです。

ペネデスです。

ここはバルセロナの近郊ということもあり、バルセロナ観光のついでにワイナリー訪問に行かれる方も多いところ。

スペイン産瓶内二次発酵スパークリング、カバのメッカです。

ここで作られる瓶内二次発酵スパークリングワインだけが、カバと呼ばれるわけではないのですが、90パーセント以上がここで作られています。
家が最初のカバを作った、いや、実は家だ…なんて話もよく聞きます。

なので、カバの原料となる白ワインでも有名です。

赤もたくさん作られているのですが、バルセロナの人は、ペネデスの赤に厳しい…。

ここには、日本でも有名なワイナリーが目白押し。

トーレス、コドルニウ(コドーニュ)、フレイシェネ(フレシネ)、などなど。

以前紹介したリアス・バイシャスと違って、ペネデスがあるカタルーニャ州では、土地の相続は長男に権利があるので、代々土地が細かく分担されておらず、大きな立派なブドウ畑も多いです。
ワイナリーの数も多くて、200以上と聞いたような。(もっとだったかもしれません)

バルセロナから近いとはいえ、とてものどか。
なのですが、ブドウ畑を眺めながら、小道を車でのんびり走ってたりすると、

危ない、危ない!

地元の人はブイブイ猛スピードで運転してます。


私にとって、一番地中海のワインっぽいと思うのは、ペネデスのもの。
シャルドネなんて、太陽をいっぱい浴びて育った元気ではつらつとした味。
フランスのものとは、また違います。


バルセロナに来られたら、是非ペネデスにも行ってみてください。
フレシネなら、サン・サドルニウ・ダノイアの駅前なので、電車で行けます。