
今日は初めて白ワインの産地を紹介します。
リアス・バイシャスという、スペインの北西部、ガリシア地方の産地です。
ポルトガルと隣接していて、ここで話されるガリシア語は、ポルトガル語によく似ています。
リアス・バイシャスのバイシャスが、まさにガリシア語で、スペイン語じゃないのです。
ガリシア地方は雨がよく降り緑が豊か。
ブドウは写真のように棚仕立てです。
収穫は、首が痛くなりそう…。
さて、このリアス・バイシャスの白ワインですが、アルバリーニョという品種で作られます。
芳香で酸味が多くすっきりした味わい。
樽やタンクで熟成させても味わい深いいいワインになります。
これが日本料理によく合うということで、D.O.リアス・バイシャス全体で日本に向けてかなり売り出されています。
アルバリーニョ種じゃなくても、寿司や刺身に合う白ワインは多いのですが、アルバリーニョ種と日本料理の
高貴さ。
品格が同レベルで合う、ということ。
ガリシアは土地が細かく区分されていて、ブドウ畑は大きくないものが主流です。
なので、生産に手間もお金もかかり、生産量も多くない場合がほとんど。
その上、アルバリーニョが香りが高くて透明感のある素晴らしい白ワインになってくれるので、価格は他の地方の白ワインに比べると多少高めです。
日本の日本料理店にもあるかもしれません。
お試しください~。