- 連休中にまた少し読書をした。読んだものの一つがこれである。
世界を破綻させた経済学者たち:許されざる七つの大罪/早川書房 - ¥2,268
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具体的には、見えざる手、セイの法則等々、価値の無い有害な概念が今も生きていることを示している。そしてそれに従って政策をおこなったら、どんなことがおこったか解説している。残念なことは、具体例が米国の話であることだ。また、まったくの初学者には多少難しいかもしれない。
歴史をたどるのは、どこで間違えたのか、どこを修正すべきなのか知る上で有意義だろう。ということで、経済思想史を勉強して考察してみようと思った。
それからもうひとつ。経済学史の講義ノートというものを見つけた。これは大変充実した内容である。面白く、示唆に富んでいる。これを利用して、いろいろ書いてみたい。