世界を破綻させた経済学者たち-許されざる七つの大罪 | 秋山のブログ

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連休中にまた少し読書をした。読んだものの一つがこれである。

世界を破綻させた経済学者たち:許されざる七つの大罪/早川書房
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内容は、経済学の勉強を始めて、気付いたこと、ここに書いてきたこととほぼ一致しており、ここを読んでいる方にとっては目新しいことはないかもしれないが、よくまとまっていて説得力がある。経済学の実情を知らない人にはぜひ読んでもらいたいと思う。

具体的には、見えざる手、セイの法則等々、価値の無い有害な概念が今も生きていることを示している。そしてそれに従って政策をおこなったら、どんなことがおこったか解説している。残念なことは、具体例が米国の話であることだ。また、まったくの初学者には多少難しいかもしれない。

歴史をたどるのは、どこで間違えたのか、どこを修正すべきなのか知る上で有意義だろう。ということで、経済思想史を勉強して考察してみようと思った。

それからもうひとつ。経済学史の講義ノートというものを見つけた。これは大変充実した内容である。面白く、示唆に富んでいる。これを利用して、いろいろ書いてみたい。