(答1) × × -解説- 食料が不足している地域があったとしても、全体としての供給力が足りないかどうかというのは別問題です。足りないのが、他国の無駄遣いによるという証拠もありません。 実際のところ、気候不順や内戦等の理由で、一部地域で供給力が足りないこともありますが、世界全体としては供給力には十分に余裕があり、有効需要に合わせて供給がセーブされています。食料を必要としていても、それを買うお金のない人間に食料は提供されません。国民が餓死しているのに、大量の食料を輸出している国さえあり、世界全体としての問題は供給力以外のところにあります。 (答2) × -解説- 従業員、または従業員がもらったお金から消費した代金を受け取った第三者が、銀行に預金する可能性に気付かなくてはいけないでしょう。また、銀行には預金額の何倍もの額を融資する仕組みがあることも文章を否定する理由になります。 お金は循環するものであるということをしっかり理解しなくてはいけません。(参考) (答3) × -解説- 相関係数は、因果関係まで証明してはくれません。原因と結果が逆であったり、ともに何か別の原因の結果だったりすることもあります。後者の場合、他の原因で一方が上がった場合、もう一方が上がらないことが起こります。 株価と失業率は、ともに金融政策等の結果であることが考えられます。 |
今回はちょっとした箸休め。以前書いたものの焼き直しである。イメージ思考に嵌っていないか、ちょっとテストしてみよう。