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今ハ昔・昔ノお話  第四話   子供の遊び(11) 紙鉄砲・水鉄砲・山吹鉄砲

自叙伝ではないが、子供の頃を思い出し記憶している事を書いて見みました。
両親や親戚の人、近所のおじさん、おばさんに聞いた話など思い出しながら

紙鉄砲は杉鉄砲と同じように作るのだがサイズが自由である。
杉鉄砲のように弾の大きさが決まっているから、小さい弾には細い篠と弾の大きさによって
変わるので少なくとも二三本は持っていた。
しかし、紙鉄砲は筒に合わせて弾を作るので筒の大きさにこだわらない。
弾はどうして作るのか今思えば汚いものである。
紙を口の中で噛んで濡らし少しづつ切て指先で丸め筒に合った大きさにする。
紙鉄砲は杉鉄砲より大きな音が出るし遠くへ飛ぶので的当てには最高だった。
当時、どんな紙を噛んでいたのだろうか、半紙は高いのでないと思う。
そうすると後は新聞紙だったかも知れない、活字を噛んでいたのに国語の成績は悪かった。
当時紙類は純パルプ製でインクも害のない物が使われていたに相違ない。
                  つづく