今ハ昔・昔ノお話 第四話 子供の遊び（４） メンコ

今ハ昔・昔ノお話　　第四話　　　子供の遊び（４）　メンコ

自叙伝ではないが、子供の頃を思い出し記憶している事を書いて見みました。
両親や親戚の人、近所のおじさん、おばさんに聞いた話など思い出しながら

パースの勝負は早いが、時には何回打っても返せない時がある、そんな時「こんこち」有りに換える。
何処のグループにも、良い子悪い子、上手下手な子がいる。
悪知恵のはたらく子が同じパースを張り合わせて表だけにする、負ける事がないが直に見破られる。
そんな奴は暫らく仲間外れにしても直に仲間に入れる。戻らない奴もいた、分裂してグループを作る。
昔から路地裏の子供仲間から国会まで派閥と分裂は続いている。
先日同窓会で悪い奴Ｂ君にあった。私はＢ君のお父さんだ、と瞬間思った位父親似だった。
いろいろな昔話の中でパースの話をすると、もう忘れたと笑っていたその笑顔には覚えていると書いてあった。
趣味を聞くと、仏師の講座を受け、仏様を彫刻していると話していた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく