ちーくんの次の列車は4番線から発車いたします。
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チッキンクリームシチウ

昨日の夜はクリームシチウ

在宅だったので、ひさしぶりに料理をしてみた。

ちーくんの次の列車は4番線から発車いたします。-できた!



チキンにじゃがいも、にんじん、たまねぎ、ブロッコリ。

ルーは使わず、バターと小麦粉、牛乳、生クリームで。

言うまでもなく美味かったけれど、

なによりもじゃじゃじゃっと作れる自分に驚いた。




ある時、筆を持ったら雲が描けるようになっていたこと。

エスキモーロールの練習をしにいったらできたこと。

あ、出来ちゃった的な、そういう感じに似ている。



こういうときは、どれもやりたいなという気持ちが浮かんで

ある時ゴールを明確にイメージできる。そうするとできる。




観察力が上がると、今まで描けなかったものが描ける

ようになるけれど、やっぱり料理も似たようなものなのだろうね。

イメージする力とイメージするための観察力なわけだ。



ちーくん

またぐものはゆかず





今の自分で越えられない壁ならば、


またもうちょっと経ってからトライすればいいのだよ。


越える方法はひとつやふたつじゃあない。


諦めなきゃそれでいいのだ。






ちーくん と 老子

「跨ぐ者は行かず」 




大人、熱海をゆく




去年、仕事の一環で名古屋へ出張したときに、ちょっと無理して東海道線を使って

みた。ご存知のとおり東海道線は新幹線ではない。ただのローカル線だ。新幹線

で2時間かかる距離をローカル線でいくのだ。



昔は青春18切符を使って、四国から東北まで旅行したこともあったが、なにかと

時間のない大人生活がはじまると、そんなにゆっくりもしていられない。



大人は先を急ぐのだ。



しかしこの日は「先を急ぐ大人が見落としているものはなんだろうか?」とふと

思い、ローカル線で間に合うのならばと、太陽が昇る前に家を出た。



藤沢から東海道線に乗りかえて日の出を迎えたときに、私はちょうど熱海だった。



*****


「眉毛と新妻」



熱海の景色をぼんやり眺めている。とはいっても浜松行きの電車からだ。




ななめ前のサラリーマン風男性は剃り残しをさぐるように顎を撫でながら、

ようやく昇った朝日を背に、「新妻」という題名の小説を読んでいる。



あ、いや、池波正太郎。時代小説なのだろうが、どうもいやらしく見えてしまう。



温泉地の、どこか開放的で湿った空気に溶け込んだ、朝のひとこま。

サラリーマンの眉毛はとても濃く、朝日がつくる橙色の影によくはえている。

眉毛と新妻のある景色。



(2010年11月20日07:09)



*****



目の前のなんとなく印象的だった風景を、なにげない言葉で描いてみた。

言葉運びがちょっと気に入っている。



見落としていたものは大人の余裕だろうか。









ちーくん