小さな泰山木 | みつはしちかこオフィシャルブログ「小さな恋のダイアリー」Powered by Ameba

 

「令和」という名を考えたのは、万葉集研究の第一人者、中西進先生とか。ナント中西先生は、私の母校、武蔵丘高校の大先輩なのだ!
私は「令和を考えたのは中西先生で、私の卒業した高校の大先輩で、文化勲章も受章されたのよ」とアチコチで自慢して、低い鼻を高々とさせている。

武蔵丘高校の文化祭に、ここ2、3年顔を出している私。行くたびに、帰る時、なつかしい櫟林の隅にある、記念樹(中西先生が文化勲章を受章された時に植えた)を見に行く。

泰山木の木ということだが、今年もまだ小さい。枯れてはいないけど、背が伸びていない。背の高い櫟の木の下にあるから、陽が当たらないのだろうか。
本当は泰山木という名の通り、大きな木になって、白い大きな花を咲かせるのだけれど、中西先生がご存命のうちに花が咲いてほしい。

でも、あの木はずっと少年のままでいいのかもしれない。「少年よ大志を抱け」の少年のまま、武蔵丘の在校生たちに夢を与え続けてくれる記念樹として。