『生きるのに飽きた』


泣きたいのを

我慢して我慢して我慢して

ふっと力が抜けた時

わっと泣き出すW君。


どうして泣いてるの?と

先日W君に聞いてみると


『生きるのに飽きた』と


か細い声で答えたW君。


そっか疲れちゃったか…

沢山辛い思いさせてごめんね

疲れちゃったよね


W君の背中をトントンしながら

謝る私。


W君の気持ちは

痛いほど分かります。


だって友達がいないんだもの、

生きていたって楽しいわけがない。

両親は常に不仲

家庭は目茶苦茶

熱中できることもないし

気力が出ない。


私もそうだったよー

生きているのが

本当に辛かった!

そしてこれからもずっと

辛いはず。



私の学習したこと①


自分の悩みを

相談機関などに

相談してはいけない


《悩んだらまず相談を》

って

それはそうなんだけど

相談できるのは

現実的な問題のみ

仕事が続きませんとか

お金がありませんとか

病気ですとか

進路に悩んでますとか

イジメられていますとか

その程度のことだけ。


キャッチフレーズ作りたい。

STOP 相談!

誰もあなたの気持ちなど

分かってはくれません。


コレほんと。


W君

苦しいけど

お母さんが元気になれば

W君も元気になれるよね?


『もう疲れた』

と泣きそうになるW君を

ヨシヨシしながら

今日は明るく話しかけました。


生きるのに飽きちゃったかー

楽しめることないもんね…

じゃあ

超能力鍛えてみたら?

他人の気持ちが分かる人も

いるらしいよ?

あとは

テレポテーションする練習したり

透明人間になってみたり?

(笑)


オレ頭の中ゴチャゴチャだから

そういうの無理だよ〜!!!

とW君。


元気出てきたね。


現実の中で

何も楽しめることがないなら

空想すればいい

不思議な力を発揮できる自分

動物とお話しできる自分

いろんなことができる自分。


社会の中で適応できないなら

適応できなかったからこそ

身につけられることが

必ずあるはず。


私はそう信じてる。