
展覧会に行ってある画家の一面を知る機会は多いが、今回は、知らなかった事が多過ぎた。まったくもって不勉強でした。
河鍋暁斎は、大蔵流で狂言を習い、能、狂言のシーンを多く描いていた。
河鍋暁斎の初めの結婚相手は、鈴木其一の娘だった。
河鍋暁斎は、酔った勢いで描いた絵が、役人に咎められ、投獄される。そこで皮膚病となる。
あたりまえのことだが、絵が抜群に上手い。それと、見たい・知りたい景色が描かれている絵が多い。一番気に入ったのが、橋掛かりから客席を描いた絵であった。熱心に見入る客の横で、武士らしき男(裃、刀二本)が爆睡。公共の場で、あそこまでスキだらけの武士を見たのは初!
発表できる作品で、これだから、役人に咎められ、投獄された時の作品は、もっと決定的!なものなのであろう。絵が上手いことは、羨ましい。
館内の展示用の茶室では、能・狂言にちなみ、茶碗は「面箱」という銘のものであった。
三井の展覧会は、毎回イマイチで、チラシ・ポスターの割にガッカリすることが多いのだが、今回は、大当たり展覧会であった。もしかして、大当たりは、開館以来、初か?