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食べ物と旅の記録 Record of foods and travels

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昨年の河鍋暁斎展以来、かなり見応えのあった展覧会であった。
会場に若い男の人が大勢見に来ていたことが印象的。
隣に居合わせた若者は、守屋松亭の《渦文蒔絵香合》を見て
「迷いがあったらこんなの作れない…」と、呟いていた。

・三茄子、仏手柑、パイナップル、バナナ[牙彫]安藤緑山
・蘭陵王[金工]伝海野勝珉
・西王母[木彫]高村光雲
・青海波塗棗[漆工]柴田是真
・祇園祭図花瓶[薩摩焼]藪明山


ケニヤ、モロッコ、アルゼンチン、インドの子ども達の通学路を取り上げた映画。
皆、学校まで片道が10キロ以上、2時間以上かかることに加え、
サバンナの少年には象との遭遇、モロッコの少女は山道等、危険を伴った環境であった。

映像の編集のため、「やらせ」と「事実」の境界線が
曖昧になっていたことによると思うのだが、
何かふに落ちない結末であった。

ただ、子ども達が、苦境を乗り越えて学校へ通い、勉強がしたい、
医者になりたいと眼を輝かせて話す姿には心打たれる。
追悼 大瀧詠一

年の瀬に、なんという訃報か。
今年は、大好きな人が二人も逝ってしまった。
2月の團十郎さんと、昨日の大瀧詠一さん。
明日は《Rock'n'Roll お年玉》なのに…淋し過ぎる。

ナイアガラ Song Boxをはじめ、
ナイアガラ Black Box、
ありがとうございました。
心よりお悔やみ申し上げます。
今年は、能楽が秘かなブームとなった。
そして、1977年生の若い巳ちん達主催の本公演は、今年の観劇見納めに相応しい公演であった。

冒頭は、武田文志さんの進行による、能と狂言の「笑う」「泣く」と、能楽囃子のレクチャー。
能楽囃子レクは、笛、小鼓、大鼓、太鼓の演奏を聞いて真似る!!
聞いた感じは難しそうだけど、やってみると意外に簡単!な、ちょうど良い部分の抜粋で、観客に達成感が芽生える。

武田文志さんの仕舞「蝉丸」が好きだった…
地謡の謡い始め「花の都を立ち出でて…」から泣ける。

一調「葛城」は、謡と太鼓で行われた。楽器の音量加減はかなり難しいのだろう。
能楽「高砂」も良かったのだが、6月に見た宝生流の「高砂」と違うところが沢山あって驚いた。流派が違うと演出もそれぞれであるようだ…ということがわかった。

来年の七拾七年会は、2014年7月12日(土)昼、夜2公演らしい。
お盆の前の日だけど行きたいと思う。

映画「利休にたずねよ」を見た。
映画は、小説「利休にたずねよ」に記載のエピソードを4、5個抜粋した感じか。
素晴らしい小説の世界を壊す事無く、実に丁寧に作りあげた映画だと思った。
個人的には他の部分も映像で見てみたいので「利休にたずねよ2」を切望する。

今回の映画の印象として、前半は「利休」とその時代が描かれているのだが、武野紹鴎(故市川團十郎)が登場する後半から、「團十郎、海老蔵の成長を見守る」というテーマにすり替わったように思え、ただ、「團十郎さん、今までありがとうございました」という思いで涙が溢れる。

去年の今頃は、「團十郎さん、リチャード三世なんて、本当にやるのかな?」とか「新橋演舞場の昼、夜ともに勧進帳公演なんてやる必要あったのか?」なんて懸念が膨らんでいた。
こんな状況で、映画を見ることになるとは思わなかった。

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映画の中で、もう一つの要は、藤木勇人(現・立川志ぃさー)さんの役である。
韓国の料理や言葉に堪能な、琉球人。この人の登場で、信長時代の交易の広がりがみえ、世界が開ける。そして、彼は、信頼関係が、簡単な言葉と料理で生まれる事を教えてくれる。

余談であるが、藤木さんは、先月、立川志ぃさーを襲名された。
完成度抜群の「うちなーテイストの落語」をされる。

團十郎さん、ありがとうございましたと、
志ぃさーさん、おめでとうございますと、
今年の締めくくりに相応しい映画であった。

国立劇場の公演を見て来た。

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1500円もした公演パンフ。平面の写真だとチラシと間違える薄さ。
エライさんのご挨拶と、演目タイトルと、出演者名と、ちょっとした解説と、歴代團十郎のことと…
各演目の詞章ぐらい入れて欲しいが。歌舞伎や舞踊関連公演、詞章を入れようという発想のないところが謎である。

演目は、河東節で素踊りの「助六」。文楽義太夫で「妹背山女庭訓」。長唄で「鏡獅子」。
以前より、文楽義太夫で歌舞伎舞踊が見たいと思っていたが、こんなに早く願いが叶ってしまうとは!チカ蔵、文楽義太夫、大好きらしい。

「鏡獅子」は、福太郎くんの胡蝶が見られて良かった… 丑之助&新之助、千之助&玉太郎に並ぶ大好きな胡蝶であった。可愛過ぎた。

海老蔵ちんの獅子は、ド迫力であった。そしてかなり上手かった。ただ、終盤、囃子《獅子》のテンポがどんどん早くなって行くのに、毛振りもテンポが乱れることがなく続いた。しかも通常より長め(サービスか?)で、少し不思議な感じもしたが、観客はかなり喜んでいたのでアリなのだろう。

海老蔵ちんの弥生ちんは、デカかった!久々に大女を見られてかなり嬉しかったが。
そういえば、舞踊の所作の袱紗捌きは、めちゃめちゃ上手かった。さすが、利休をやるだけある。
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12月に公開らしい映画。泣き過ぎそうで、見るのがこわい…
歌舞伎座で2部と3部を見て来た。

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今月は八海山の酒樽が積まれていた。素朴な疑問だが、この中は空なのだろうか…
そういえば、2部の『髪結い新三』で「八海山の酒を飲む」というシーンがあった。

今年の八月納涼歌舞伎は「勘九郎、七之助を育てる会」ともいえる構成で。
毎年、観客の無駄な大騒ぎ&無意味な盛り上がり…等々、歌舞伎座を出る時とても後味が悪かったが、
今年は三津五郎さんの粋、扇雀さんの品…により、とても心地の良い時間が過ごせた。

『狐狸狐狸ばなし』は、扇雀さん(伊之助)の話す上方弁が素敵であった。
チカ蔵、コリコリは、猿之助のおきわさん、海老蔵の重善坊主を大希望。
2003年12月のコリコリ、新之助時代の海老蔵ちんの重善坊主、大好演といったらなく…

三津五郎さんの『棒しばり』「次郎冠者」は、かなり素敵であった。
それと、松葉目の鏡板前の長唄三味線・囃子方がかなり若者揃いなことに驚いた。
いつになく、元気・活気を感じる音楽であった。
今年は例年に比べて、珍しく何も食べたくない夏である。

去年は、マクドナルドのマサラバーガーにハマり、体重が驚愕の増加。
一昨年も、暴れ喰いが続き、秋に体型が変わり過ぎた。
その前の年も…もしかしたら、自分、かなり学習能力が高いのか…

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と、油断の中、購入。大人買いというやつですよ。
これこそが、インターネットがもたらす危険性なのだろうか。
文化村シアターコクーンで歌舞伎を見た。
海老蔵ちんの初自主公演。なかなか面白かった。
なかでも『蛇柳』を見られたことが大収穫であったとも…
沖縄の組踊『執心鐘入』は、『道成寺』+『蛇柳』ですね。

「疾風如白狗」は、ピリっとくるものがなかったことが残念~。
野田秀樹の『研辰』、三谷幸喜の『決闘!高田馬場』を超える作品は難しいか。

であるが、海老蔵ちんの犬役は最高であった!
どちらかといえば、『彦一ばなし』の殿様系というか。
そして、悪い役は誰よりも上手いですよ!田宮伊右衛門系の…(笑)

しかし、大勢いる歌舞伎役者の中から共演者に選ばれた、
愛之助、上村吉弥さん、市蔵さんの素晴らしかったこと!
厳選されたお三方でした。

市川福太郎くんも、良かった…團十郎さんがなくなられて
どうするのだろうかと懸念していたけれど、よかった…

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今日は、特別ゲストに、ナイナイの岡村さんが一寸法師役で出られていた。
役柄は、「みやこへ行く」という設定の通行人で、
海老蔵、愛之助にからまれ「稽古通りにやらせて欲しい…」と、懇願。

実際のイッパイイッパイ感も演技にしかみえない、
小さな身体の割に、大きな頼り甲斐のある一寸法師・適役。
カーテンコールでは、「クルクル回る」のを二度もやって下さった。
今後、淡路屋の笹野高史さんのような出演、大有りの岡村さんであった。
渋谷のPARCO劇場で、三谷幸喜の文楽を見た。
去年より舞台進行がタイトになり、テンポも良かった好印象の再演であった。

公演数が多いので、大夫の負担が半端ない…という点において
何の改善もなく…というところが一番気になる所であろうか。

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現代語を交えた解りやすい文楽の上演により、
若い世代の文楽集客に繋がると良いが。
来年は、大阪や九州での公演を希望である。
人形遣いの顔、見えない設定であったし…(笑)