電車の中で、いやな気持ちになったこと | 幸せになるマナーとコミュニケーション 自分を満たし相手も幸せにする方法

幸せになるマナーとコミュニケーション 自分を満たし相手も幸せにする方法

マナー・コミュニケーション研修講師、樋口智香子のサブブログです。

こんにちは。
樋口智香子です。

荷物の多かった日、メインのバッグと、サブバッグを持っていました。

電車の座席、すいていて、ポツポツとしか人が座っていなかったので

メインのバッグはひざの上、サブバッグはひざの横に置いていたのです。

しかし、次の駅で、人がたくさん乗ってきました。

そこで、サブバッグをひざの上に乗せなくちゃと思っていたさなか、わたしの隣に座ろうとして、ご年配の女性が近づいてきました。

そして、ひとこと。

「それ、どかしてもらえます?」

…うんうん、

そもそも、わたしがよくない。

座席は、荷物を置くところではないものね。


けど、もっと違う言い方、ないでしょうか。

例えば、わたしが同じ状況だったら

「失礼します」

って言いながら、会釈をするかな。

それでたぶん、荷物の置かれた席を空けてほしいということ、伝わると思うのです。

「それ、どかして」って…

さーせん、なんとなく、いやな気持ちになりました。

乱暴な言い方に、軽く心を、乱されました。

でもね、たぶん、きっと。


生意気なことを言わせてもらうなら、このおばちゃんは「言い方」を知らないのだと思う。

自分がしてほしいことを、穏便に伝える、言い方を。

言葉・言い方って、本当に大切。

同じことを伝えるのでも、全然、ニュアンスが変わってしまうから。

わたしは、言葉に敏感なところがあって、言い方の荒い人は、にがてです。

わたし自身も、無意識に、人を不快にさせるようなことを言っているかもしれないので、

自戒をこめてのことですが、

お預かりした研修では、言葉の大切さを、伝えてゆきたいです。

同じ意味のことを伝えるのでも、言い方ひとつで、伝わり方が全く変わるのだということを。

本日も、お読みいただきありがとうございました