こんにちは。樋口智香子です。
2019年4月1日。
新元号が発表となりましたね。
「令和」
美しく、優しく、凛とした品のある
素晴らしい年号ですね。
この歴史的な瞬間を、
わたしは自宅のTVの前で
今か今かと待っていました。
そして、新元号が発表されたその瞬間、
なぜか熱い思いがこみ上げてきて
涙がにじんだのです。
「令和」という文字を見た瞬間
こんなメッセージを感じとったからです。
今こそ、
ばらばらだった皆の心を
ひとつにしなさい。
美しい心で
美しい世の中を作りなさい。
「令」という字には「命ずる」
という意味があります。
漢字の成り立ちを調べると
”頭上にいだく冠と、ひざまづく人”
の象意があることから
”人がひざまづいて、神意を聞くこと”
を意味しています。
「和」という漢字には
「ばらばらなものを、ひとつにする」
という意味があります。
つまり「令和」とは
今こそ、皆が心をひとつにし
美しい世の中を作りなさい
という、神命。
わたしは、こんなふうに感じとりました。
すると、自然と胸が熱くなり
涙がにじんだのです。
個人主義の風潮が強くなり
どれほどの時が過ぎたでしょうか。
今の、目の前のことや
自分のことだけを考え
未来や他人には、さほど興味がない、
という風潮。
”ひとりでも、別に困らない”と
晩婚化、非婚化の追い風は止まらず
どんどん子供が減っています。
次々と情報ばかりが蔓延し
一見、人と繋がっているようで
システマチックな薄い人間関係。
こうした風潮を作る
集団の無意識から脱却するときが
やってきました。
皆が心をひとつにして
自然を愛で、人を愛し
文化を創る。
かつての日本は、
そういう国だったはず。
ようやくそうした心に回帰し
また新たな時代を築く時が来たのですね。
総理の会見では
「令和」にこめられた思いを
以下のようにお話されています。
”人々が
美しく心を寄せ合う中で
文化が生まれ育つ”
”悠久の歴史と香り高き文化
四季折々の美しい自然
こうした日本の国柄を
しっかりと
次の時代へと引き継いでいく
厳しい寒さの後に春の訪れを告げ
見事に咲き誇る梅の花のように
一人一人の日本人が
明日への希望とともに
それぞれの花を
大きく咲かせることができる”
桜は、ひとつひとつの花が
身を寄せ合って咲くから、美しい。
わたしたち人間も
皆が身を寄せ合って
美しく咲く時代が
もう、そこまで来ています。
新元号の発表を見て感じたことを
記しました。
本日も、お読みいただきありがとうございました。
平成31年4月1日 樋口智香子
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