混んでいる電車のなか。
自分は立っていて、目の前に座っていた方が下車して座席が空いたならば。
座る or 座らない
の選択肢が発生しますよね。
私、わからないのです。
そのまま、空いた座席の前に立ち続ける人の気持ちが。
「席、空いたけど、別に座らないしぃ~。そんな俺って、ガツガツしてなくて、かっこよくね?」
いや、たぶん、その方はそんなこと思ってないでしょう。
もうすぐ降りるから、とか、立っていたほうが○○だから、
とか、何かしら座らない選択をする理由があるのでしょう。
けれど。
混んでいる電車で、空いた座席の前に立ち続ける人、という絵は、
飲みの席で、お皿にひとつだけ残った唐揚げ、のように、
なんとも気まずい雰囲気を周囲にまき散らします。
誰か食べないのかな、自分が食べていいのかな、食べたいけど、箸をのばすのは恥ずかしいな。
座っていいのかな、この人は座らないのかな、座りたいけどこの人の前に割り込んで座るのは恥ずかしいな。
こんな空気にならないように、その「立っていたい人」は、
ちょっと体をずらして、だれでも気軽に座れる空気をつくれば、いいのにな、
って思ってしまいます。
私は今日、まさに自分がその「目の前の席が空いたけど、立っていたい人」という状況になったので、
あわててドアのほうまで移動してしまいました。
それはそれで、挙動不審だったかもしれません(笑)