「キャンバス」


第14話<決心>

※葵視点



クラスのみんなからもらった手紙には、学校に来てほしいという気持ちの文章がたくさんつづられていた。


これを届けに来た2人のうちの一人(藤崎一輝だっけ・・・)の手紙には<・・・過去に何があったかは知らない。でも、みんなの手紙を読んで、お前の考え方が変わればいいと思う・・・>と書いてあった。


写真は休み時間にとった写真とか、みんなが写っている写真とか、ふざけた写真が多かったけど、このクラスは良いクラスだな~と思った。


そして、早く学校に行きたいという思いが強くなった。


写真と手紙のすべてに目を通し終わった俺は、テレビを見ていた。


そして、知らない間に眠っていた。


トントン!


「葵~」


俺を呼ぶ声がした。


目をこすりながら、扉を開けると、そこには美琴が立っていた。


笑顔で「勉強教えに来た!」と言いながら部屋の中へ入って行く。


「あ、ありがとう・・・もう、熱はないのか?」


「うん、大丈夫!

勉強しよっ」


そういい、俺の机の上に美琴の教科書、ノート、その他もろもろを開き始める。


「今日は、国語」


なんか、色々決めつけられてるし・・・まぁ、いっかw


今日は一学期の復習だった。


美琴の説明はおそらく先生よりもわかりやすいw


勉強が終わり、写真を見ながら雑談をした。


「俺、明日から学校行こう!」


「そんな、無理にしなくても気を長くして待ってるから大丈夫だよw」


「いや、今すぐにでもクラスのみんなに会いたいよ~」


「それだったら、明日から迎えにきてあげる!

一緒に電車乗って行こうよ!」


「うん、何時に迎えにくる?」


「えーと・・・7:30位」


「わかった。」


「じゃーねー」


美琴は帰って行った。


明日を楽しみにしながら、今日の残りの時間を過ごした。

  

                        続く・・・