昨日はデイの日だったので、私はボランティアに出掛けました。通院介助。

病院で利用者さんと別れて、遅お昼ご飯をコメダで頂きましたが・・・量が多くて苦しかった!

コメダはしばらくはいいかな・・・(でも美味だよ)

 

義母はデイの日を忘れたり、いろいろとありますが私にはどうしても認知症であることを疑ってしまうのです。

それには理由があります。

 

以前のブログにも義母とのいさかいをあれこれ書いてきましたが、本当に驚かされるような言動が多々ありました。

認知症は同じ事を何度も言うのも特徴ですが、義母は元気な頃から同じ事を何度も言うことが多くてうんざりでした。

「誰それは毎日うなぎを食べて100歳まで生きた」というのは、うなぎが食卓にあがると常に聞かされること。

その他、近所の人の悪口とかは日常でした。

だから今、同じことを何度も聞かされても、前と変らないなあ~ってなるのです。

 

それから。

これは図書館で借りてきた本ですが。

 

 

これは、勉強になります!

老健で働く49歳の男性(漫画家さん)が介護現場を描かれていますが。

すごくリアルなんですよ・・・。

 

私は3ヶ月特養で働いたことがありましたが、そのときのこと、忘れられません。

そこでは2階、3階、4階と、介護度によってフロアーが別れていましたが。

3階のフロアは認知症が激しい人がおられて。

本当に驚かされることばかりでした。

 

床で寝る人、異食の人、そこらにつばを吐く人等々。

入浴拒否で、介護者と追いかけっこが日常な人。

私も殴られてあやうくメガネを踏まれそうになりました。

 

ですからこの本に書かれてることは大げさでも何でもないのです。

私はパートで入りましたが、仕事がきついというよりも職場の体制についていけなくて逃げるようにして辞めましたが、続けていたら心身喪失してただろうなあと、辞めて正解だったと思っています。

 

認知症って本当に難しいです。

義母は確かに認知症でしょうが、攻撃的でもないし、軽い方なんだと思いますが。

軽いからこそ、わかりにくい。

介護認定では、要介護1が出て、おかげでデイに通わせてもらっていますが、同じような、というかもっと重い状態の人でも要支援が出る可能性もあったわけです。

(義母は、認定のときに季節を間違えたことがポイントになったのかも。今日の日付を言えても、季節を間違えたから)

 

我が家だけではありません。絶対に。

「認知症の人に否定してはいけない」と言われていますが、「本当に認知症だろうか?性格じゃないの?」となったとき、やはり否定するような言葉を思わず使ってしまうのです。家族だったら尚更。

私も先日の冬服タンスぎっしりの時に思わず声を荒げちゃいましたから(後で反省!)

まあ、「あなただけじゃない」と言われても「ああ、そうですか」ってなもんですけどね・・・。

 

義母には、本人のためにも、私たち家族のためにも、認知症が進んでも穏やかに過ごしてもらいたいものです・・・。

贅沢だけど、要介護1から軽くならないように・・・(デイが減るから)。

 

きれいごとでは、介護なんてやってられませんね。

たくましくならないと。