ヨガ教室に行ってきました。

途中、ウエストをひねるポーズのとき、少し頭がふらついたのと吐き気がしたので「どうしよう??」となったのですが、ちょっと緩やかに行うと段々と楽になってきました。

いつもなら、「あ~まだ20分しか経ってない」となるのですが、今日は気がついたら40分過ぎていて、なんとか無事に終えました。

体を動かすのって、やっぱり気持ちいいです。

ふらつきながらもがんばって行くのは、休んでばかりいたら体が弱ってしまうからです。

できる範囲でやらないとね。

 

ヨガ中、吐き気のことを考えていました。

めまいで倒れたとき、すんごい吐き気と嘔吐。

旦那が背中をさすってくれて、声かけをたくさんしてくれました。

そのときのことを思うと、旦那には申し訳ないし、もうめちゃ気持ち悪かったのですが。

すごく、暖かいものを感じました。

この暖かさを思い出すだけで、胸がきゅんとするのです。

嬉しかったのかな、私。

 

子どもの頃、私は車をはじめ、乗り物に弱くて、吐いてばかりでした。

タクシーでも吐いて、運転手さんが怒ったこともあったそうです(母が怒られたみたいです)。

家族でドライブに行っても必ず酔うので、父がよく怒っていましたし、姉も嫌がっていました。

だからドライブに誘われても行きたくない、家で寝てると言っても、「家族は休日にはいっしょに過ごすものだ」と、母が半ば無理強いしてきました。

誘われた半分くらいは行きました。

酔うんだから、誘うなよ!

 

窓を全開にして歌を歌うと酔わないので、天地真理のレコードからたくさんの歌を覚え、歌ってなんとかしのいでいました。

(当時、天地真理と小柳ルミ子のレコードがありましたが、真理ちゃんの方が好きでした)

 

あのときは酔ったり吐いたりしたら家族に嫌がられたけど、旦那は汚物の処理もしてくれたし、文句も言わなかった。

今でも、あの時の事を責めることはありません。「病気だから仕方がない」と。

安心して、吐いて吐いて、吐きまくりでした。

 

そんなことを考えつつ、ヨガを終えました。

 

病気になること、そして迷惑をかけることが何よりも怖かった。

具合が悪くなって、嫌がられることが、本当につらかったです。

前の旦那も私の具合が悪くなると、逆ギレし、ほったらかしでした。

娘がまだ乳児だったので、娘をおぶって病院に行きました。

自分の心身が弱いことが本当に悲しかったです。

元気だったなら、家族から認めてもらえたのかなあ。

 

私はいつの間にか、弱い自分を変えようとして、押し殺していたのかも知れません。

認めてもらおう、愛してもらおうとして。

一番、愛されたかったのは、弱い自分なのにね。

 

実はまだ、ふらつくし、油断するとしんどくなります。

寒くなると血圧も上がります。

無理は禁物。でも安静にばかりもしていられないですけどね。なかなか難しいです。

それでも、自分の中で癒やしが加速されているようで、心が段々と暖かくなっていくようです。