今回の結果は、ダウン症における主な影響の内の
いくつかの問題へ新たな道を拓いています。
新しく発表された論文にに基づき、研究者は今後
硫化水素の生産を減らすことの出来るような
臨床実験を設計し・実行出来るわけです。
21番染色体上の特定の酵素において、どのように
硫化水素を作り出しているのか、そしてその活動
をどのように抑制するのか、それを研究者達は
既に知っているのですから。
「ただ、慎重でいなければと思っています。」
そうSzabo教授は指摘しています。
「これ迄多くの人がダウン症に効くかもしれない
というものを発見してきましたが、それが実際の
治療には至らないことが分かり、皆ガッカリした
のです」
現在のところは治療法はなく、罹患者は特別な
ケアでもってサポートされています。しかし、
治療は不可能ではありません。
全細胞の21番染色体の3番目のコピーを不活性化
しダウン症特有の状態を"治す"というのは、現在
のテクノロジーを用いても実現可能ではない一方、
その余分な染色体のコピーの悪影響を"和らげる"
ことは可能なのです。それは現在罹患している
人々の生活に多大な改善をもたらすことになる
でしょう。
ダウン症は約1000分の1の出産確率で発生し、また世界で
500万以上に影響を与えている人類で一番よく見られる
遺伝子疾患です。
前回の投稿でかなり期待させてしまったかな…
と思ったのですが。
長くて疲れたもんでね、分けることにしたんですー
この研究結果は、
今月世界に向け発表されたばかり。
これから、
硫化硫黄の生産を抑制して
悪影響を和らげることの出来る
人体に安全な治療!
が研究者達によって開発されていくには、
まだもう少し時間がかかるかもしれませんが…
すべき事がわかったのはアドバンテージ!
陰ながら応援したいと思います
Keep your fingers crossed!!
(and donate some money to the additional research if possible!)
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