お世話になります。毎月スマホを買っちゃうガジェットブロガーのちびめがね(@chibimeganecom)です。
Google Pixel 8a(グーグル ピクセル エイトエー)を購入しました。
既にPixel 8aの詳細なレビュー記事は公開しているのですが、大好きなシリーズってこともあって長文でボリューミーな内容になってしまいました・・・。
こんなに全部読んでられない!知りたいことだけチェックしたい!
という人もいると思うので、本記事ではPixel 8aの基本性能・動作性能をピックアップして紹介いたします。
AnTuTuベンチマークスコアはどれくらいなのか?ゲームは快適に遊べるのか?
購入の参考になさってくださいませ。
なお、Pixel 8aのバッテリー持ち・充電速度は以下の記事で紹介しております。
Google Pixel 8aのAnTuTuベンチマークスコア
スマホが自分の思う通りに動いてくれるのか、ストレスを感じずに使えるのか。
購入前に確認しておきたいところですよね?
スマホの動作性能を左右するのが頭脳とも言うべきSoC(CPU/GPU)。
Pixel 8aには、Googleの独自開発プロセッサ「Tensor(テンサー)」の最新モデル「Tensor G3」が搭載されております。
これこそPixel aシリーズの強み。廉価モデルにもかかわらず上位モデルのPixel 8・Pixel 8 Proと全く同じSoCを搭載しております。
Pixel 8aの動作性能を数値化できるAnTuTuベンチマークアプリを使ってみたところ、Ver.10の総合スコアは1,067,114点、GPUスコアは390,574点でした。
2024年6月現在の最高スコアは200万点を超えている状況ですが、100万点もあれば普段使いで困ることは何ひとつありません。
ちなみに旧モデルPixel 7aが80万点くらいだったのでスコアは大幅にアップです。
Pixel 8aはリフレッシュレートが最大120Hzに対応したこともあって、動きはヌルサク状態。
ネットサーフィン・SNS・LINE・動画視聴・音楽鑑賞。
日常的な使い方でストレスを感じるシチュエーションはありませんよ。
ただし、旧モデルGoogle Pixel 7aと比べても、体感できるほどの違いがないのも事実。
Yahoo! JAPAN・楽天市場の表示速度をPixel 8a・Pixel 7a・Pixel 8 Proで比較してみたのですが、殆ど同じくらいです。
もはや普段使いならAnTuTuスコアで20万点違いがあっても、体感できる動作性能の差にはならないのかもしれませんね・・・。
以下のページで、これまでにレビューしたスマホのAnTuTuスコアをランキング形式で掲載していますので御覧ください。
タップして読む>>ベンチマークランキング
またAnTuTu以外のベンチマークアプリでもスコア計測してみたので参考にどうぞ。
Google Pixel 8aのストレージ速度をチェック
AnTuTuアプリでPixel 8aのストレージ速度もテストしてみました。
AnTuTu Ver.9とVer.10どちらも試したのですが、なぜかVer.10だと書き込み速度がやたら遅い結果になってしまいました。
さらにVer.9ではストレージの種類がeMMCになっています。
ちょっと信憑性が低いので参考程度に留めて欲しいですが、ひとまず読み込み・書き込みともに極端に遅いと感じることはありませんでした。
ストレージ容量は128GB。購入時点ではシステムに13GBほど使うので、実際に保存可能な容量は115GB程度になります。
十分な容量なものの、写真や動画を大量に撮影する人や、複数のゲームを同時進行している人は注意してください。
残念ながら旧モデルから引き続き外部ストレージを搭載できませんが、Google DriveやGoogle Photo等のオンラインストレージを活用することで容量不足を解消できます。
またUSB-C用のカードリーダーもあるので、Micro SDカード等を利用したい場合には別途購入しても良いでしょう。
Google Pixel 8aのゲーム性能を原神で検証
もはやスマホとゲームは切っても切れない関係なので、ゲーム性能の良し悪しも重要なポイント。
普段使いなら十分な基本性能を持つGoogle Pixel 8aはゲームを快適にプレイできるのかチェックしていきましょう。
ゲーム性能のベンチマークのような存在になってる「原神」をプレイした時の平均FPS(フレームレート)で検証していきます。
ちなみにPixel 8aのデフォルトグラフィック設定は「中/30FPS」でした。
まずグラフィック設定「最高/FPS60」で15分ほどプレイした時の結果がこちら。
スメールの砂漠地域を動き回り、エンカウントした敵とはしっかり戦っています。
平均FPS31.866と今ひとつな結果になりました。遊べないほどではないものの、元素爆発を乱発したりするとカクつきが目立ちます。
まぁ同じSoCを搭載したPixel 8 Proでも同じように平均35FPSくらいだったので、そりゃそうだよねって感じです。
ちなみに旧モデルPixel 7aは平均34.3だったので、ゲーム性能は殆ど変わってないと言っていいでしょう。
デフォルト設定「中/FPS30」で同じように15分ほどプレイした結果がこちら。
平均27.839と、デフォルト設定であれば、それなりに安定して遊ぶことができました。
描写は粗くなってしまうものの、Pixel 8aで原神をプレイしたいならデフォルト設定がおすすめです。
ガチ勢・トップランカーには向いていませんが、エンジョイ勢なら遊べると思います。
また、例えば普段は別の端末でプレイしている人が、スキマ時間に樹脂消費とデイリークエストを消化するのにも使えるんじゃないでしょうか?
Google Pixel 8aは、重いゲームを快適に遊べるほどのゲーム性能ではないものの、軽めなゲームであれば快適に遊べると言えます。
Google Pixel 8aの発熱をチェック
スマホによってはゲームなどで高い負荷がかかると発熱が酷いこともありますが、Pixel 8aはそこまで酷くありませんでした。
原神を「60FPS/最高」設定でプレイしている時の温度は約41°。
フレームはそれなりに暖かくなるものの、持っていられないほどではありません。
ただ、AnTuTuベンチマークを4回連続で回してみたところ、回を追うに従ってスコアが低下していきました。
AnTuTuの温度グラフ上、40℃付近に到達すると発熱を抑えているように見えます。
普段使いで気になることはないと思いますが、ゲームや長時間のカメラ撮影、炎天下での使用など、高い負荷がかかる状況の場合には少し注意しましょう。
まとめ
Google Pixel 8aの基本性能・動作性能を紹介しました。
AnTuTuベンチマークスコアはいよいよ100万点に到達しましたが、ネットサーフィンなどの普段使いでは、旧モデルPixel 7aと体感できるほどの違いはありませんでした。
ゲーム性能についても相変わらずで、そこまで高いものではありません。これまでのPixelシリーズの悪しき習慣とでも言いましょうか・・・。
動作性能の面で旧モデルからの進化を期待しているなら、ちょっぴり残念な結果かもしれませんね。
ただ最新のGoogle AIに対応していたり、ディスプレイ性能が上がっていたりと、確実に進化している部分もあります。
以下のGoogle Pixel 8aの実機レビューで詳しく解説しているので、本記事と併せてチェックしてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!