ジャーナリスト藤原亮司のブログ -24ページ目
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出発

今日の20時20分の羽田発のANAで関空に向かい、20時半頃のトルコ航空でイスタンブール、翌日9時半頃にテルアビブの空港に着く予定です。


今朝8時ごろまで荷造りをし、少し寝て食事に。

超過料金が恐ろしいので、ヘルスメーターに荷造りしたトランクを乗せて無理やり計測すると、26キロ。

あれ?昨年夏のときよりもずっと軽い…。服とか間違いなく冬の取材のほうが重いはずだし、今回は夏と違って寝袋も入れているのにになんでか?


何か致命的な忘れ物をしているようで怖いのだが、ずっと寝不足といろんな作業に追われていたため、もう頭が働かず、いくら見直しても分からない。

集中して考えることができないくらい、ちょっとバテ気味。

「まあ、ええわ…」。それが現地での提出書類や機材でないことを祈りつつ、考えることを止める。


大事なものを忘れて、もし3日ほどして取りに帰ってきたら笑ってください…。


ガザへ

本日、イスラエル大使館のレコメンレターが取れ、31日(土)のフライトでパレスチナに向かいます。

昨年8月に続くガザ。今回の侵攻では、多くの知人が亡くなってしまった。メディアが殺到しているこの時期、ガザに入っても、帰国後にあちこちに記事が売れる可能性は大きくない。それでもこの時期に行かなければ、何のためにこれまで偉そうに、ジャーナリストだとかいう肩書きをぶらさげて、ガザをうろついていたのか。

もし今行かなければ、この先もガザの人たちにあわせる顔がない。

イスラエルのプレスカードが無事に取れ、その後ガザに入るエレズ検問所を難なく越えられることが先決。


今回の出来事について、あまりにも温度差のある西岸地区とガザ地区のギャップも見たい。

イスラエル左派と言われる人たちが、この侵攻と停戦をどう捉えていたのかを調べることで、彼らの限界や本気度が分かるし、それはそのままイスラエルの限界でもあると思う。


しかし、金ないなあ…。どうせガザは紛争バブルで、通訳、ドライバー、宿などあらゆるものが対外国人には高騰しているはず。通訳はドライバーは過去の取材での付き合いでセーブできるとはいえ、ホテル代とかアパート代、払えるんだろうか…。


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