ガザ入り
2月2日、予定より一日早くガザに行くことに決める。
前日にユダヤ人で以前のコーディネーターをしてもらっていた男性に連絡を取ると、選挙前は何があるか分からないから早くガザに行ったほうが良い、とのこと。それと、最近連絡を取り始め、今回も前後してパレスチナ入りしたジャーナリストの小田切氏の情報をあわせて、早々にガザに入ることに。
ホテルをキャンセルし、朝ガザに向かう。
ホテルは外国人殺到のためバブル、アパートも高くなっているが、知り合いの紹介で広々としたアパートを借りる。
ネットが繋がらないのが問題だけれど、たまにネットカフェに行くしかない。
とにかく、何ができるか。
日本人のフリージャーナリストも5人ほどいるらしいし、まだメディアもたくさんいる。
彼らが帰り、騒ぎが収まってから本格的に動き出すつもり。
それまでは、ガザをひたすら見て回ることにする。
騒ぎに振り回されず、人と違う視点でこの問題の本質や、ガザの人々が抱える問題の深さを見ないと、一人で大騒ぎしに来ているようなほかのジャーナリスト連中と変わらない。
「お前らにガザの何が書ける?」