昨日のSS特訓で、サピの授業は最後でした。
3年間、良く頑張りました。

最初の2年は野球優先だったから1年間、かな。



学童がなくなって親の方が不安に思っていた4年生のあの頃、塾に行きたくないと言ったことは一度もなく、お友達といつも機嫌良く通ってくれたこと、とてもありがたかった。


あの頃は、受験は遠い先のこと、と思っていたけれど、気がつけば、あっという間にすぎてしまった。

でも、6年生の前半はお友達と遊ぶことも、勉強も、彼のなかではどっちも削れず、塾のない日や学校が早く終わった日はお友達と遊んで、そのあと勉強して、結局やりたいことが終わらず睡眠時間を削って、塾でも疲れてうとうとすることがあったみたい。


これじゃいけないと思った息子は、ある日、お友達に受験が終わるまでは遊べない宣言をしてきた。

息子がクラスで仲良くしてた子は受験組ではないけれど、息子の申し出を気持ち良く受け入れてくれ、学校では変わらず仲良くしてくれたみたい。

息子の受験への思いを理解し、励まし、ずっと応援してくれた大切な友達だそう。

『受験が終わったら遊ぼうね。』

そう言ってくれるんだ、折に触れてと嬉しそうに言ってた。


あっという間だったけど、息子なりにいろいろな葛藤を持ちながら、折り合いをつけてきたんだろうなと思うと、いろんな思いが去来して、泣けてくる。


息子は勉強そのものはとても楽しんでいたし、サピも、サピの先生も、お友達も、大好きだった。


自分が6年間を過ごしたいと思う学校に合格したいとの強い思いから頑張ってきた。


でも、それ以外のやりたいことは沢山沢山我慢してきた。

他のやりたいことを犠牲にしても、目標に向かって精一杯力を尽くした息子のこの一年の頑張りを私はきっとずっと忘れない。


これから先、まだまだ長い人生がまっている。

受験の結果はどうなるかわからない。

沢山の挫折を味わうかもしれない。

でも、きっと大丈夫。
乗り越えられる。
こんなに頑張れたんだもん。

とりあえず、試験が終わったら、やりたいことたくさんやって、次のスタートに向かって鋭気を養ってもらわなきゃね。


何だか、試験はこれからだと言うのに、私はもう終わった気分で不思議と心は静かだ。

息子もとてもリラックスしてる。

今月インフルエンザにかかって、体調が回復するまで思いの外時間がかかり、気を揉んだせいか、今元気いっぱいで最後の勉強にせいを出す息子の背中を見ているだけで、もう胸がいっぱいで、それだけで十分と思ってしまう。

元気に試験日が迎えられますようにと祈るばかり。



といいながら、やっぱり試験当日はオタオタするのかも…😅