受験の天王山といわれる夏

 

7月はあっという間に過ぎた。

気が付けば受験まであと半年。

 

折り返し地点を過ぎたのだ。


思えば必死で走った6か月間だった。

 

 

息子が本気になった5年生の11月から考えると約9ヶ月。

下位クラスからαを出たり入ったりというところまでは勢いで登ってきた。

でも、それが限界らしく停滞。

α上位層との差は大きいし、ますます開いていくようにすら思う。

 

毎日毎日、本当に涙ぐましい努力をしているのだけれど。

 

要領が悪いのか、

地頭の問題なのか、

エンジンがかかるのが遅すぎたのか、

はたまた、それら全てが原因か、

伸び悩んでいる。

 

日々のテストでなかなか結果が出ず、

苦しい、つらい、そういう顔をしている日もある。

でも、苦しい、つらい、と息子は言わない。

 

まだやれることがある。

息子はそう信じて毎日戦っている。

 

見ているこちらのほうが負けそうになる。

 

もういいよ、そんなに頑張らなくても。

もうやめようよ。

 

そんな言葉を飲み込みつつ、

毎日増え続ける膨大なテキストの束の整理を手伝いながら寝落ちしてしまう私。

 

 

年齢と共に体力が落ちていることをヒシヒシと感じる。


仕事もきつい、

通勤の満員電車もきつい、

毎日のお弁当作りもきつい、

教材整理もきつい、

息子が辛そうなのを見るのもきつい、

ぜ~んぶ投げ出したい、

そんな衝動が襲ってくる。


でも息子はもっときついんだろうと思うと投げ出せない。

 

息子のおかげで、私も何とか踏ん張れている。

 

息子を支えるのではなく、私が支えられていると思うこの頃。

 

あと半年間振り落とされないようにしなきゃ。